2022年は電撃アニメ化し、日本中がチェンソーマンブームに巻き込まれましたが、翌年の2023年にチェンソーマン展が開催されました。
アニメ「チェンソーマン」のエピソードごとに、等身大フィギアや世界観を表した小道具、貴重な絵コンテやラフ画などを展示したみどころ満載の展示会でした。
今回は開催日から4日経った平日月曜日の、2月27日に展示会に足を運びましたが、満員御礼で家族連れやカップルや外国人の方までもチェンソーマン展を見に来ていました。
本記事では、チェンソーマン展の見所やフォトスポットなどについてまとめてみました。
チェンソーマン展はいつまで?
チェンソーマン展の特設HPはこちら→ https://anime-chainsawmanten.dog/
チェンソーマン展の開催日は2023年2月24日(金曜日)から2023年4月23日(日曜日)までです。
西武渋谷店モヴィーダ館の6階から7階で開催され、11:30~20:30(最終入場は20時迄)が開場時間となります。
入場特典
チェンソーマン展の入場特典は、チェンソーマンオリジナルブロマイドでした。
チケットを切る際に渡されましたが、今回はパワーちゃんとコベニペアのブロマイドをもらいました。

ポップコーンを両手いっぱいに抱えるパワーと、申し訳なさそうに二本もチェロスを持っているコベニがアンバランスでいいですね。
他にも、デンジとポチタ、アキと姫野先輩、マキマと岸辺のプロマイドがあるので、どれが当たるかも一つの楽しみになりそうです。
チェンソーマン展のチケット取得方法
チェンソーマン展のチケットは、展示会場での販売は一切なく、ローソンチケットのみで取得することができます。
チケットの取得はこちら→https://l-tike.com/event/mevent/?mid=677505
チケットの料金は一般の場合、前売り券が1,800円で当日券は2,000円です。
大学生を含む学生は前売り券1,400円で、当日券は1,500円です。
未就学児は保護者同伴の場合のみ入場料無料で、障がい者手帳提示で本人と同伴者1名まで無料になります。
しかし、無料入場の場合は特典を受け取ることができないそうです。
前売り券のほうが安いですし、販売状況によっては当日券が購入できない確率もありますので、前売り券の購入がおすすめです。
なお、前売り券のキャンセルや払い戻しはできないので注意が必要です。
平日分チケットは日別で販売されていますが、土日祝日は1時間枠での販売になります(混雑状況により時間指定制の整理券を配布する可能性もあるそうです)。
チェンソーマン展は西武渋谷店モヴィーダ館で開催
西武渋谷店 モヴィーダ館MAP→https://maps.app.goo.gl/izKzVPXbJB3Rq9Uc9
チェンソーマン展は、西武渋谷店モヴィーダ館で開催されています。
渋谷駅のA8番出口をでると、忠犬ハチ公像をすりぬけスクランブル交差点にでます。
西武ビルの右側の道をまっすぐ進むと、チェンソーマン展の大きなポスターが貼ってありました。

公安対魔特異4課のメンバーが、楽しそうにポップコーンやチェロス、コーヒーを飲んでいて和みますね。

ポスターの右端には、ご丁寧にビルの場所が書いてありました。
こちらの地図を頼りに行けば、ごちゃごちゃした渋谷駅でも迷わずモヴィーダ館をみつけることができます。



渋谷駅から徒歩5分ほどで、西武渋谷店モヴィーダ館にたどり着くことができました。
臨場感満載のフォトスポット!等身大フィギアの迫力はすごい!
エスカレーターを上り、6階に着くと係員の人たちが控えており、チケットをもぎってもらいカーテンに仕切られた展示会場に入りました。
細く暗い道を抜けると、大きな広間があり大音量の「KICK BACK」とチェンソーマン等身大フィギアが置いてあり、一気にアニメの世界に誘ってくれました。
ストーリーごとに、エンディング曲と映像が流れており、終始ノリノリな気持ちでラフ画やキャラ設定集やフィギアなどを鑑賞しました。
入場早々チェンソーマンがお出迎え
等身大チェンソーマンフィギアは、赤と青のライトに照らされ、音楽のテンポに合わせて色を変えます。
大音量のKICK BACKにあわせて、なんだかクラブやディスコに来たような気分になりました。
暗い中でも、牙や服の質感に躍動感を感じます。

赤いチェンソーマンも青いチェンソーマンも、どちらも見応えがあっていいですね。

背景は、アニメのOP映像が流れていて、まるでアニメの世界からチェンソーマンが飛び出てきたようです。

最初からチェンソーマンの格好良さを思い知らされてしまいました。
ワクワクせずにはいられなかったです。
パワーの等身大フィギア
3話からのコーナーには、二巻の表紙でお馴染みのパワーの等身大フィギアがありました。
デンジのようにライトアップはされていませんが、ニヤリと微笑むパワーの表情には不思議と惹きつけられました。

パワーは、いつも髪の毛を顔の前に垂らしていますが、そのせいで顔の表情にミステリアスさが加わるのが魅力的です。
角度によって見え方が違ってくるような錯覚に陥ります。

肩にかかる髪の流れや、上着の質感が繊細で美しいです。
足元に刺さっている血の武器が、青い上着とコントラストになっていて存在感が際立ちます。
バックミュージックは、3話のエンディング曲であるマキシマムザホルモンの「刃渡り2億センチ」で、映像と曲が怒涛のように流れています。

また、フィギアの後ろの垂れ幕には、アニメで見せたパワーのハイライトが張り出されています。
コン!
4話のコーナーでは、狐がヒルの悪魔を飲み込んだあのシーンをフォトスポットとして納めることができます。
迫力満点な狐の顔に合わせて、手で狐の形を作って写真を撮っていた人が多かったです。

狐の隣には、4話のエンディングのパワーちゃんが控えていました。

アキの等身大フィギアは大人気
7階に上がり、会場のカーテンをめくると、そこはアキの等身大フィギアコーナーになっていました。
黄色い歓声とともに、アキのことが大好きな女子達が夢中でシャッターを切っています。
アキの等身大フィギアは展示会では初登場だったそうで、特に注目を集めていたため、前に進むことができないくらい人だかりができていました。
7階入り口のすぐそばにアキのフィギアがあるので、気をつけて入った方がいいかもしれません。

アキのテーマ曲とも言える、「first death」が鳴り響く中、「コン」のポーズを決め静かに佇むアキにみんな釘付けでした。

姫野先輩に開けられてしまった、ピアスもくっきりと再現されています。
手持ちのアキの人形などと一緒に写真を撮っている人もおり、改めてアキは人気があるキャラクターなんだと実感しました。

また、足元から湧き出ている狐の表情も圧巻で、毛並みや鼻の質感も見事です。
むしろアキよりも狐をじっくりみたいと感じました。
捻り潰すマキマさん
9話のコーナーでは「Deep down」がかすかに聴こえる中、マキマが遠隔操作で銃撃犯を制裁している現場に出くわしました。
この手のポーズは芸術に認定してもよいのではないでしょうか。

足元の噴き出る血と、力なく落ちてしまった銃が、マキマの人間離れした強さを強調しています。
女性として完璧なスタイルを保持しているマキマですが、靴は意外なことに男性がよく着用するロングノーズの革靴を履いているのもギャップがあっていいですよね。
できるビジネスマンが好んで履く革靴と、大きく張り出た胸と、きっちりと締められたネクタイは公安のデビルハンターの頂点に立つのにふさわしい出立ちです。

他の等身大フィギアよりも、シンプルな背景でしたが、そのぶんマキマの静かな強さを実感することができました。
最後に映画館気分が味わえるシアターフォトスポット
全てのストーリーを堪能し、最後のコーナーにくると、チェンソーマンのOP映像とそっくりな映画館のようなフォトスポットがありました。

ライトに照らされて若干暑さを感じました。

ポップコーンを食べているポチタがとってもかわいい!
咀嚼音が聞こえてきそうですね。

こちらのコーナーでは、カップルで写真を撮っている人が多かったです。
土日は混み合いそうなスポットですね。

椅子のレトロな感じがたまらないです。
長時間座っても疲れを感じないしっかりとした厚みのある椅子でした。
写真を撮るだけなので長居はできませんが…。

小道具も充実していて、こちらのポップコーンカップを持って撮影することもできます。
チェンソーマン展のみどころ
チェンソーマン展のみどころは、1話ごとに使用された絵コンテやラフ画、ストーリーやエンディングで印象的だった小物の展示です。
歩けば歩くほどチェンソーマンの世界に引き込まれていき、もうここにずっといたいと思うほど楽しい時間を過ごせました。
鑑賞時間は1時間ほどでしたが、もう一度行きたいと展示会を出た後に思いました。
尚、逆走して展示をみることは迷惑になりますのでやめるようにと書いてありました。
貴重なラフ画・イメージボード
写真を撮ることができないのですが、ストーリーごとに印象的だった場面のラフ画が壁一面に張り出されています。
1話では、アニメ「チェンソーマン」の世界観をより広げるために、イメージボードなども展示されていました。
感極まった戦闘シーンや、コベニの発狂シーンなど、美しく繊細な線でラフ画が描かれています。
また、メインにはならない、台所の小道具や居酒屋の品書きなども細かく設定されているんだと驚きました。
絵コンテも、担当によってそれぞれの味があり、台詞が印象的に描かれていたり注意深く拝見させていただきました。
小物が凝ってる!!
話数ごとに使われていた小物が、実際に展示されており見せ方も完璧で、写真で撮影できなかったことが悔しかったです。
例えば、銃の悪魔の肉片のネックレスや、8時18分で止まった時計はまじまじと見入ってしまいました。
そして、7話のエンディングで印象的だった90年代の小さいテレビなどは、どこで手に入れてきたんだろうと驚きました。
デンジ達が病院で読んでいた、ゴンゴンという漫画本や、アキが読んでいた新聞なども棚に置かれていて感動しました。
キャラクター設定について詳しく見ることができる
チェンソーマン展では、キャラクターの身長なども細かい設定をみることができました。
みたところ、男女ともに高身長のキャラクターが多く、だからこそ155センチのコベニが小さいと言われているんですね。
また、チェンソーマンのベロの出方であったり、オフショットの服装の注意点なども事細かに書いてあり興味深かったです。
絵コンテや設定集の販売もしてほしかったと感じます。
アニメ制作時の映像を公開
日常ではなかなか見ることができない、アニメ製作時のペン入れや色塗りなどの映像を、チェンソーマン展ではみることができました。
ペンタブを使いながら、時には絵を反転させたり拡大させたりして、キャラクターを完成させていく過程はまさに神業でした。
特に、キャラクターデザインを担当された杉山和隆さんは、チェンソーマンにかける情熱を熱く語っておりこころから嬉しそうにデンジを描く様子は胸をうたれました。
また、杉山和隆さんは各話ごとにコメントを残されており、本当に杉山さんほどチェンソーマンが好きな人はいないだろうなと感じました。
戸谷菊之助さんと坂田将吾さんのアフレコ動画に感動
チェンソーマン展では、デンジ役の戸谷菊之助さんとアキ役の坂田将吾さんのアフレコをみることができました。
戸谷さんがデンジの台詞を叫ぶのを、今回初めて見たのですが、その姿はまさにデンジそのものでした。
アニメと同じように、体を上下に振りながら、叫ぶ姿はデンジが憑依したかのようで背筋がゾッとしたのを覚えています。
熱く激しく、苦しい中でもユーモアたっぷりに敵を挑発する姿は、危機迫ったデンジそのままの姿でした。
そして、アキ役の坂田将吾さんも戸谷さんに負けず、迫力の演技をみせてくれました。
アキが、カースを使ってサムライソードを追い詰めるシーンのアフレコでしたが、台詞数が少ないながらも気迫のある雰囲気を醸し出していました。
アキが釘を刺すポーズを真似ながら、鋭い眼光を放つ坂田さんを、是非チェンソーマン展で多くの人に見てみて欲しいです。
人気のグッズ会場
2月27日に行きましたが、アキがタバコに火を付けるポスターと、パワー単体でのポスターは売り切れていました。
今回、デンジ単体のポスターを購入したのですが、こちらも現時点で売り切れになってしまったようです。
前半と後半で販売グッズが変わるそうなので、Twitterなどをぜひチェックしてみてくださいね。
さいごに
チェンソーマン展の概要についてざっくりまとめてみましたが、いかがだったでしょうか。
ここでしかみられない展示が満載で、鑑賞してから数日が経ちましたが、未だに興奮が冷めやみません。
チェンソーマンが好きな人には、かけがえのない体験になることは間違いありません。
お時間の余裕があれば、是非足を運んでみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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