アニメ【チェンソーマン】田舎のネズミ都会にくる 2話の感想

アニメ【チェンソーマン】田舎のネズミ都会にくる 第2話の感想 チェンソーマン

マキマの瞳のアップから始まった第2話は、急スピードでパワーとの出会いまで駆け抜けました。

筋肉の悪魔との戦いで、マキマの非道さがあまりピックアップされず、うどんを食べさせてあげてより魔性な優しさを見せていました。

「日経エンタティメント!」2022年11月号では、プロデューサーの瀬下圭佑さんは『脚本は原作者の藤本タツキ先生とも相談しながら、よりドラマ的な展開になるように作り込んだ』と話しています。

じっくりと流れていった1話に対し、これからは怒涛の展開で悪魔が登場しそうですね。

省略されてしまった筋肉の悪魔とのエピソードは、チェンソーマン第1巻で読めます。

コミックシーモアなら、第1巻は期間限定で無料で試読することができます。

こちらから読めます→https://www.cmoa.jp/title/168514/

マキマとイチャイチャしながら東京へ

第1話でゾンビの悪魔を倒し、保護され車に乗せてもらったデンジ。

そして、優しく名前を聞かれたと思ったらマキマにこう言われてしまいます。

先に一つ言っておくね

デンジ君はこれから私に飼われることになります。

返事は「はい」か「いいえ」だけ

いいえなんて言う犬はいらない

引用:藤本タツキ「チェンソーマン」集英社・MAPPA

原作では、筋肉の悪魔を倒すのを躊躇ったデンジにこう言いますが、初めて会った人に「犬」と言い放つだけで、アニメのマキマさんのサイコパスっぷりはよく伝わったかと思います。

筋肉の悪魔が出てこないので、脚本が大幅改変されていますが違和感なく進んでいきましたね。

うどんを食べさせてもらうデンジ
引用:藤本タツキ「チェンソーマン」集英社

デビルハンター東京本部に到着しました時は、漫画ではあまり目立っていなかったですが、日本国旗のカットが一瞬入るので良かったです。

公安対魔特異4課が6階にあるのも初めて知りました。

また、制服を渡されて、ネクタイに四苦八苦する演出はとても良かったです。

学校にも行かず人並みな生活が送れていなかったデンジが、自分でネクタイを締められるはずがないですからね。

そこで、ネクタイをつけてあげるマキマさんの手慣れた手つきを見るに、今まで付き合ってきた男は多かったんだろうなと感じてしまいます。

男性のネクタイを締めてあげる献身的な女性、という演出は少し古典的でもあるかもしれませんが正解だと思います。

アキとの同居生活

デンジの先輩である、イケメンで女子からも人気が高い早川アキの登場です。

よく見ると、役職のない所謂叩き上げと思われるデビルハンターは、皆スニーカーを履いているんですね。

そのほうが動きやすいですいのはわかりますが、こういうところが少年漫画ぽくて好感が持てます。

そして二人の殴り合いは、迫力がありました。

デンジが、「マキマさんもう一回抱きてえなぁ」と言った時の反応は、「ハァアアア?!」と大声で叫んだところは、まだまだ子供ぽいところがあって良かったです。

アキはその不幸な境遇から、早めに自立しなくてはならなかったと思いますが、部屋が綺麗でいいですよね。

早川アキ役の坂田将吾さんは若手ながら、数々の作品に出演しており、2021年には27ものアニメでキャラクターを演じています。

同年の『Fairy蘭丸〜あなたの心お届けします〜』ではメインキャラクターも演じており、大人気子供番組の『ポケットモンスター』にも出演しています。

これからが楽しみな若手声優さんですね。

パワーの降下は見応えあり

チェンソーマン第2話のコンテ演出は、『シン・エヴァンゲリオン 劇場版』の副監督だった谷田部透湖さんが担当されたそうです。

有名作品の絵コンテや演出を担当された谷田部さんが描いた、パワーが降下していくシーンは圧巻でした。

思いっきり跳躍して、恐れを知らずに降下するパワーと、一回大きく溜め込んでからナマコの悪魔を叩き潰す様は漫画そのものでした。

このシーンがアニメでどれだけ迫力が出せるか心配でしたが、全く問題ありませんでした。

練馬駅の看板も原作そのままで、紫色の液体まみれになったパワーを見ていると、ちょっと不安な気分になりました。

第2話のエンディング曲はずっと真夜中でいいのに。の残機

第二話のチェンソーマンのエンディング曲は、今注目の若手グループのずっと真夜中でいいのに。さんが担当されています。

ずとまよという略称でも愛されている彼らは、Youtubeでの配信で人気を集め、メジャーデビューを果たしました。

キャッチーでポップな楽曲が魅力的ですね。

エンディング曲は毎回変わってしまうので、第二話のエンディング映像が今回限りなのは残念です。

路地のゴミ捨て場で目を覚ましたデンジや、カラオケボックスでだらだらしているパワー、何やら思い悩んでいるアキは第2話にぴったりの演出かもしれません。

マキマはコーヒー(紅茶?)に角砂糖を入れていますが、意外と甘党なんですね。

そういえばチュッパチャップスも常備していましたし、言われてみれば彼女は甘いもの好きでした。

マキマさんのことや色々悩んでいるデンジに、パワーとアキが喝を入れるのにはなんだかほっこりします。

さいごに

次回でデンジとパワーが大目玉を食らうのは確定ですが、二人は一体どうなってしまうのでしょうか。

とってもかわいいパワーですが、デンジは果たして新しく芽生えた目的を達成できるのでしょうか。

第3話の放送も待ちきれないですね。

漫画で復習しながら、火曜日の夜をゆっくり待とうと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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