みんな大好き!【CLAMP展】に行ってきた!連日満員御礼のCLAMP展のみどころは?

みんな大好き!【CLAMP展】に行ってきた!連日満員御礼のCLAMP展のみどころは? CLAMP展

2024年7月から、【魔法騎士レイアース】や【カードキャプターさくら】などの人気漫画を数多く輩出してきた、CLAMPさんの展示会が開催されました。

公開日直後の週末は、200分待ちの長蛇の列が現れ、数多くのファンが飛行機などを使っても六本木に足を運んできたそうです。

今回は平日の11時ごろにCLAMP展に訪れたのですが、早朝雨が降っていて天気が優れなかったおかげか30分待ちで入場することができました。

係員さん達は、皆CLAMPキャラの缶バッチをつけており、入場者もカードキャプターさくらのような甘ロリ系ファッションの子もおり、外国人観光客も多かったです。

本記事では幅広い年代、国籍を問わず愛されるCLAMPさんたちの魅力が詰まった【CLAMP展】についてまとめてみました。

大人気漫画家集団CLAMPについて

CLAMPは、1989年から活動しており、大川七瀬さん、いがらし寒月(さつき)さん、猫井椿さん、もこなさんの4人で構成された漫画家の総称です。

基本的にはアシスタントを雇わず、大川七瀬さんがストーリーを制作し、いがらし寒月さん、猫井椿さんともこなさんが作画を担当するというスタイルを30年以上続けているそうです。

デビュー作である『聖伝』からヒットを飛ばしたCLAMPは、『東京BABYRON』や『X』などの青年誌で活躍しながら、少女漫画でも『魔法騎士レイアース』などの連載を抱え、瞬く間に売れっ子漫画家の道を突っ走って行きました。

そして2001年には、多くの少女達が憧れて読みまわされた『カードキャプターさくら』が、星雲賞コミック部門を受賞しています。

また、七不思議や怪談などをモチーフにした『×××HOLIC』や、今までのCLAMPキャラクターが登場する『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE』なども人気でした。

漫画以外にも『コードギアス 叛逆のルルーシュ』や『創竜伝』などのキャラクターデザインを担当しています。

【CLAMP展】が開催された国立新美術館について

【CLAMP展】が開催された国立新美術館は、2007年1月に建設された日本で5番目の国立美術館で、世界的な建設家の黒川記章さんによってデザインされました。

湾曲したガラス窓の外観は印象的で、14,000㎡もある国内最大級のスペースを持っています。

電車でアクセスする場合は、東京メトロ千代田線乃木坂駅が6番出口と直結しており、日比谷線・大江戸線六本木駅からだと徒歩4分から5分かかります。

駐車場は併設されていないので、電車やバス、徒歩でのアクセスがおすすめです。

休館日は毎週火曜日で、CLAMP展もお休みになるので注意が必要です。

開館時間は午前10時から18時ですが、入館は閉館時間の30分前までで、CLAMP展はどうしても待ち時間が長いので早めに入場しておいた方が良さそうです。

週末には2時間以上の入場待ちが発生したケースもありますし、平日早朝雨が降った日でも30分待ってから入場しました。

入場待ちの時間も計算しながら、予定を立てた方がいいかもしれません。

開催期間は2024年7月3日から9月23日までです。

国立新美術館のHPはこちら→https://www.nact.jp

新国立美術館
引用:https://www.artmuseums.go.jp/museums/nact

〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2

入場待ちが200分以上になることも…
平日、天気が優れない日でも11時頃には人が並んでいます
20時まで開館している日もあるそうなので、公式Xでチェックしておくといいかもしれません

CLAMP展のみどころ

CLAMP展の見どころは、日本最大級の展示スペースをいっぱいに使ったダイナミックな演出と、35年もの長い年月をかけて作り上げられてきたCLAMPさんたちの直筆原稿(一部複製原画あり)です。

各セクションは、CLAMPの頭文字から構成された「COLOR」「LOVE」「ADVENTURE」「MAGIC」「PHRASE」に加えて、今まで発行されたCLAMPコミックが展示された「IMAGINATION」とこれからの未来を予感させる「DREAM」のエリアで構成されています。

COLOR

「COLOR」のエリアでは、主にCLAMP作品のカラー原画や複製原画を観ることができ、その作品がどのような画材を使用されたのか事細かに記載してあります。

中央には、美しくカラフルなモニュメントが飾られており、色が天に登っていくような錯覚に陥ります。

全部で216点のカラー原画が展示されるようなのですが、作品保持により期間によって複製原画が展示されたり、展示内容が変更されることもあるそうです。

全てのカラーイラストを見るには、期間に分けて4回展示会に足を運ばなくてはいけないので、自分が好きな作品と出会えるかは運の要素も大きいと思います。

それでも、CLAMPさん達の淡く繊細な色使いを間近でみることができ、感動しました。

LOVE

CLAMPさんの作品は、恋や愛をテーマにしたものが多く、作中で囁かれる愛の言葉にはいつも胸をキュンキュンさせていました。

白いロマンチックなカーテンに彩られて、愛を囁くキャラクター達のシーンを集めた原稿が、散りばめられていました。

個人的に大好きだったシーンの原稿も飾られており、胸を躍らせながら鑑賞しました。

ADVENTURE

CLAMP作品の中では、日常で体験できないワクワクするような冒険奇譚を楽しむことができます。

アドベンチャーエリアでは、作品の中のキャラクターが、怖いけれども未知の世界に乗り込むシーンが描かれた原稿が展示されています。

現実的に苦しい時に、CLAMPのキャラクターに勇気をもらったことがある人には、絶対楽しめるエリアだと思います。

また、天井高の空間を活かし、上部にはカラーで迫力あるワンシーンが描かれています。

MAGIC

MAGICエリアでは、三つの巨大スクリーンを使った、CLAMP作品の映像インスタレーションが展開されており皆足を止めて美しい映像空間に魅入っていました。

写真撮影のみ許可されているので、連写してお気に入りのショットを手中に収めようとしている人も多かったです。

PHRASE

PHRASEエリアでは、数々の名言を生み出してきた、CLAMP作品の名シーンを振り返ることができます。

ここでは、謎めいた世界と昔からの教訓などがふんだんに使われた、×××HOLICの原稿が多かったように感じます。

奥のエリアは、1人1回まで銀色の名言シールをもらうことができ、持ち帰ることもその場で貼っていくこともできます。

壁一面に貼られた名言シールは、キラキラとした輝きを放ち、天井から吊るされた蝶々のモビールが光で反射して美しかったです。

IMAGINATION

IMAGINATIONエリアでは、CLAMP作品がわかりやすく年表としてまとめられており、当時刊行された懐かしいコミックと共に展示されていました。

初版に発行されたものが並んでいるので、発刊当時にタイムスリップさせられたような懐かしい気持ちになりました。

また、撮影禁止エリアには、近年大ヒットをおさめた「コードギアス叛逆のルルーシュ」のキャラクター設定画なども展示されていました。

DREAM

DREAMエリアには、CLAMP展のために描き下ろされた阿修羅とさくらのイラストが展示されていました。

CLAMP展で購入したグッズ

CLAMP展では、各種グッズを特設ショップで購入することができますが、入場から30分までしか買い物時間が確保できないので素早い判断が必要になります。

また、入場の際に渡される「特設ショップ入場券」を無くしてしまうとグッズえお購入することができなくなるので、必ず手元に保管しておきましょう。

無料でもらえる記念レプリカチケット

CLAMP展に来場すると、曜日と期間によって、記念レプリカチケットをもらうことができます。

今回は7月の木曜日に来場したので、司狼神威のレプリカチケットをプレゼントされました。

欲しいキャラクターのレプリカチケットがあったら、公式Xをチェックして、来場日を決めるのもいいかもしれないですね。

特典付きチケット

CLAMP展のチケットは、大人料金で2100円ですが、4100円のグッズ付きチケットを購入するとクリアしおり付きチケットホルダーをもらうことができます。

CLAMP展のために、新しく描き下ろされたミニキャラクターのしおりはとってもかわいくて、実用的ではないですが時々見ては、顔をにやけてしまいます。

レプリカチケットを入れることができるポケットがあるのもいいですね。

丈夫な紙に、フィルタリングが施され、レタリングや装飾もゴージャスなのでお金を多く支払っても買って良かったと感じました。

音声ガイドなはくてもいい

音声ガイドを担当するのは、「叛逆のルルーシュ」でお馴染みの福山潤さんなのでファンにとってはたまらないかと思います。

800円で使用してみたのですが、ルルーシュ風のガイドをしてくれると思っていたら、至って真面目に解説をしてくれたのでなんだか拍子抜けしてしまいました。

解説をそのまま読み上げていくスタイルなので、正直なくても困りませんでした。

しかし、休憩所のアナウンスについては、羽を伸ばしたフリートークをしてくれたのでそこはよかったなと感じます。

ずっと欲しかったモコナのぬいぐるみを購入!

特設ショップには、懐かしいCLAMPグッズが並んでおり、正直どれを買おうかとても悩みました。

しかし、子供の頃から欲しくてたまらなかったモコナのぬいぐるみを購入することに決めました。

モコナのお値段は、3300円でふわふわもちもちの触り心地が最高でした。

自宅に持って帰ると、モコナのぬいぐるみは大人気で、特に小学校1年生の娘はモコナと一緒に夕ご飯を食べるほど気に入ってくれました。

どんなに時代が変わっても、子供達の目を惹くキャラクターは決まっているんですね。

CLAMP展グッズはこちら→https://www.clamp-ex-goods.jp

さいごに

CLAMP展の魅力についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。

混雑は予想されますが、足を運んで損はないくらい素敵な展示会だと思います。

ぜひCLAMP作品の細かい書き込みや、トーン使いを見てみて欲しいな感じます。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

↓Netflixで公開されているCLAMPがキャラクター原案【グリム組曲】についてはこちら↓

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