アニメ【チェンソーマン】姫野先輩が可愛い!永遠の悪魔は気持ち悪い! 6話の感想

アニメ【チェンソーマン】姫野先輩が可愛い!永遠の悪魔は気持ち悪い! 6話の感想 チェンソーマン

コベニが震えながらダブルピースをしているところから始まった第6話は、「コベニ」「消費税100」などの言葉がTwitterのトレンドワードに上りました。

名言が多いことでも有名な永遠の悪魔編ですが、アキと姫野先輩の関係や、土壇場でのんびり居眠りできる可愛いデンジも楽しめます。

特に姫野先輩の可愛さは漫画以上のものと言ってもいいかもしれません。

コベニの慌てっぷりや、静かになったと思ったら急に表情が変わって叫びだす様子は、演じている高橋花林さんの演技に敬服させられました。

閉じ込められた特異4課

4話は、コベニのダブルピースが印象的な始まり方でした。

また、11月17日に人気テレビ番組「アメトーーク!」で、芸人の吉川きっちょむさんさんがコベニのモノマネをしていました。

テレビ番組の露出や、GPSスタンプラリーなどのイベントでますます盛り上がりを見せる『チェンソーマン』ですが、アニメでも同様です。

特異4課のメンバーは、永遠の悪魔にホテルの8階に閉じ込められ、さらに時間まで止められ絶体絶命の状態になってしまいました。

同期のコベニや荒井が動揺する中、パワーはノーベル賞について考え協力してくれる様子はありません。

それでもデンジは、のんびりとあくびをして、ホテルのふわふわの布団の中で永遠の眠りを貪ろうとしていたのは可愛かったです。

コベニの動揺している表情が良い

泣き崩れるコベニと、真剣に励ます荒井、笑い転げるパワーのコントがコミカルで良かったです。

リアクションが大振りでわかりやすく、動きがたくさんあったのでみていて飽きないですよね。

関係ないかもしれませんが、3話以降キャラクターの動きが大振りになったように感じます。

涙やら唾、鼻水などをリアルに書いており、漫画でもひどい表情になっていたコベニは、さらに女を捨てた顔になっていました。

その表情を見て、ベットに後ろから倒れ込み、足をバタバタさせ角がゆらゆら揺れていてアニメ特有のオーバーリアクションで良かったです。

パワーがこんな発言をするので、Twitterの急上昇ワードには、「消費税100」という言葉が…。

物価が上昇する中、さらに消費税を上げられたらたまったものではありませんが、チェンソーマン内のお話で良かったです。

姫野先輩とアキ

6話では、姫野先輩とアキとの関係性がよりはっきりわかりました。

多くの悪魔と戦ってきた姫野先輩ですが、その落ち着いた姿は、アキの存在があってこそだったんだとわかりました。

何かに寄りかかって生きたい人生ですよ

引用:藤本タツキ「チェンソーマン」集英社

と話し、最後のタバコを吸いながら、窓枠にもたれかかる姿は姫野先輩の生き方を表しているようです。

アキを見る姫野先輩の瞳は、いつも輝いていますが、刀を使うと言った時には姫野先輩の瞳に輝きはなくなっています。

そして、アキが血を流れ、血溜まりに映った姫野先輩の顔は、今までの勇ましい姿が嘘のように崩れてしまいました。

井口さんが演じる姫野が可愛すぎる

アキが姫野先輩と仕事をし始めたばかりのとき、姫野何もかも諦め切った瞳をしていました。

そんな時に、アキが姫野先輩を殴った相手に細やかな復讐をしたのを見て、姫野の瞳が急に明るい色に変わりました。

依存する相手を見つけて、パッと表情が華やいだ姫野先輩は、「嫌い」という声もありますがアニメではとても可愛く描かれていました。

また、あまり期待していませんでしたが、姫野先輩が幽霊の悪魔を操る姿も迫力がありました。

ニョロニョロと姫野の周りを半透明になりながら、迫ってくる幽霊の悪魔には気持ち悪いながらも姫野と友好な関係を持っているなと感じました。

姫野先輩は、4課の中でも戦闘要員でないせいなのか、唯一革靴を履いています。

しかし、永遠の悪魔が突然肥大した時は、素早い動きで後ろに下がっていて、やはりこの動きは数々の死線を潜ってきたんだろうと予感させました。

永遠の悪魔

銃の悪魔の肉片を食べて、強く気持ち悪くなった永遠の悪魔の気持ち悪さは、群を抜いていると言えるでしょう。

また、老若男女の声が重なったような声をしているのはあまり予想できませんでした。

4人の声優を贅沢に使われていらっしゃいます。

また、ホテルの通路で永遠の悪魔と対峙するデンジ達が、ぐるぐると回って、どんどん目線が遠くなっていく描写はスタンリー・キューブリックの『シャイニング』の怪しさに似ていました。

そして、点滅する光と主に、永遠の悪魔の血管が浮かび上がる描写はホラー映画を見せられているようでした。

悪夢を見ているような動き

永遠の悪魔が、デンジと姫野先輩とアキを追う様は、夢の中で走っているのに遅くで前に進めない悪夢を思い出しました。

また、永遠の悪魔の笑い声、音楽や光などの表現も効果的に使われていました。

永遠の悪魔の存在を印象付ける小道具として、時計は有効的に使われていました。

ホテルに置かれている量産された同じようなデザインのものだらけで、静かになると時計の秒針の音がカチカチと鳴る演出が良かったです。

永遠の悪魔が本領を発揮した時は、デンジ達が倒れるだけでなく、その時計達も倒れることでよりホテル全体で危ないことが起こっているんだと強調されました。

そして、デンジが永遠の悪魔の口の中に落下していく様子は、最高の演出でしたよね。

飛び込んでいくデンジを、永遠の悪魔の口が何層にも渡って飲み込み、黄色い光がやがてメビウスの輪のように繋がりデンジを飲み込む姿はスリリングでした。

6話のエンデイング曲はkanariaさんの「大脳的なランデブー」

6話のエンディング曲は、ボカロプロデューサーとして有名なkanariaさんが担当されました。

曲の始まりは、デンジが永遠の悪魔の口に落ちたのと繋がったのが印象的でした。

大脳的なランデブー…って何?

「大脳的なランデブー」は、6話の洗練された牛尾さんのバックミュージックを聴いた後では、かなりの違和感を感じてしまいました。

なんというか全体的に安っぽい作りの曲で、やっつけ仕事で作った曲ではないかと思ってしまうほど、音が単調で歌詞もよくわかりませんでした。

そもそも「大脳的なランデブー」ってどういうことでしょうか。

大脳は、人間が何かを感じる大切な場所ですが、名詞に「的な」という言葉をつけるのはなんだか一世代遅れたコギャルの使い方です。

そこにランデブーという「出会い」というワードが付け足されますが、どのように考えても意味がしっくりこなくで、響きだけで考えた題名ではないかと思ってしまいます。

歌詞も凡庸で退屈ですが、歌唱力については特に悪くないのではと感じます。

6話エンディングは切り絵アニメーション

チェンソーマン6話のエンデイングは、映像制作ユニット「qootain」さんによって作られました。

「qootain」のメンバーである南條紗歩さんと川原雪花さんは、京都市立芸術大学を卒業しており、切り絵アニメーションなどの制作を行なっています。

二人は他にもYOASOBIの『たぶん』のMVや、江頭2:50『今宵月のように』のMVなども作っています。

切り絵アニメーションは一般的に、切り絵を少しずつ撮影して、キャラクターが動いているように見せる技術です。

そのため、チェンソーマンのエンディングも莫大な時間を費やしていることが予想されます。

最後にデンジが笑いながら落ちていくシーンも、どれだけの時間をかけたのだろうと思うと、魅惑的な笑顔もよく作られたなと感じます。

登場人物の一人一人の表情が味わい深く、丁寧に作られたPVだと感じました。

さいごに

ホラーや、姫野先輩とアキのイチャイチャや、いろんな要素が詰まった6話をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

閉鎖されたホテルの中で、キャラクターの生の感情が垣間見えて楽しめましたね。

7話のデンジの活躍も楽しみです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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