11話でやっと「未来最高!」を聞くことができて、ほっとした視聴者も多いのではないでしょうか。
アニメ「チェンソーマン」1部も残すところあとわずかとなってしまいましたが、2部はいつやるのか、映画化はするのかなどという話でファンは盛り上がっています。
本話では第二部でも大活躍する特異4課の魔人達が初登場して、ツイートも盛り上がっていました。
特に内田真礼さん演じる天使の悪魔は、かわいいと話題でした。
未来の悪魔とアキ
作者の藤本先生は、未来の悪魔のキャラはなかなか思いつかず、単純なキャラクターになったと言いますが、ビジュアルは最高です。
かかしがモチーフになったといいますが、一度みたらなかなか忘れられない見た目をしてますよね。
頭に角があり目が六つ、腕からはひょろひょろなにかぶら下がってるし、目玉がお腹から見えているし…
オープニングではヒョコヒョコ踊っているし、出番はそこまでないのに美味しいキャラクターだなと感じます。
アニメでは踊ったりノリノリな未来の悪魔が楽しめます。
未来の悪魔の声優は裕樹さん
特徴的でノリが良く、けれども味がある声を持っている未来の悪魔ですが、裕樹さんという方が演じているようです。
主に映画の吹き替えををされることが多く、ドラマの出演や映画のプロデュースも担当されています。
裕樹さんのwikiはこちら→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A3%95%E6%A8%B9_(%E5%A3%B0%E5%84%AA)
アキに難癖をつける黒瀬
同僚同士が、「なんでこの仕事選んだの?」「あなたのやり方気に入らないんだよね」という会話は、仕事をしている上で絶対に持ち出してはいけないことですよね。
天堂も本当のところ止めておかないといけない立場ですが、アキはこのまま公安にいたら死ぬだろうと確信したからこそ、何も言わなかったんでしょうね。
黒瀬も天童も、銃の悪魔に恨みがあって公安に来たのは同じですからね。
一歩間違えたら喧嘩になってしまう緊迫感を、声優さん達は見事に演じられたなと感じます。
特異課にまともな奴はいないから
車を駐車して、アキが車を出てから、二人が心からアキを心配している様子が伝わってきました。
黒瀬が缶を投げた後、車の席から天堂がアキをみているのが見えました。
二人の今後の展開を思うとじんわりきてしまいました。
マキマの動き
マキマがどういう人間か、アニメでも細かく描写されるようになってきましたね。
アキやデンジと違って、マキマは何をするのも迷わないし、顔の表情をほぼほぼ変えません。
ただ、言動や行動はかなり狂っていることがわかってきました。
最初はなぜマキマのような女性が、幼い少女のような摘木ともりさんが演じられているのか不思議に思っていましたが、マキマがどんなに大人な女を取り繕っても心は幼い女性だったということだったんだと気付きました。
岸辺とマキマ
岸辺とマキマが料亭で話す会話は、後の話の展開の大きな伏線になりますので、後から何度も読み直し場面の一つです。
アニメでも雰囲気がよく、重々しい空気をそのまま、津田健次郎さんが情緒たっぷりに演じられていてとてもよかったです。
マキマはデンジとパワーをよろしくお願いしますと普通に言っていますが、二人が何度死のうと構わないという言い草ですね。
岸辺は何か言いにくいことがあると酒を煽る癖がありますが、マキマと話すのは緊張していたんでしょうね。
ヤクザとマキマ
マキマはかわいい声と美しい顔をもってますが、本当に恐ろしいことしますよね。
目玉を渡してからは、立ち上がり、常に皆を見下した目をしていました。
岸辺やデンジにはむけない視線で、ヤクザ達を見下していました。
ビル内で銃を所持していたヤクザが、次々と鼻血を出し始めましたが、全てマキマが殺してしまったのでしょう。
また、ヤクザのアジトからすっきりした顔ででてくるシーンはアニメオリジナルでしたが、マキマの残酷さがをよく表していてよかったです。
たぶんアジトにいた全員を殺してしまったんでしょうね…。
マキマにとって悪人を殺すことは、デンジが「クソしたあとの気分」と同じようにすっきりした気分を味わうためのものなんだと感じました。
ヤクザの組長の声優は
マキマと会話した組長の声優は、松山鷹志さんでした。
鬼灯の冷徹や忍たま乱太郎などに出演している大御所声優さんで、威圧感があって緊張感がありました。
特異4課の魔人達が集合!
銃撃犯の報復に関しては、いくら魔人が多いからといって、全員をアジトに特攻させるという神風戦法をとるなんて少し頭が悪いですよね。
マキマが銃を持っている人間を遠隔から殺してもいましたが、沢渡に関しては殺すことができなかったので、マキマの力も万能というわけではなさそうです。
銃撃犯との抗争を中止するのではなく、人外の魔人達が暴走した時のために、説明が必要だったことがわかるとなんだか悲しい気持ちになりました。
サメの魔人(ビーム)
サメの魔人は、鬼滅の刃の炭治郎役でお馴染みの花江夏樹さんです。
オッドタクシーの黒田役の時も思いましたが、花江さんは声の引き出しが多くて驚かされます。
炭治郎とは別人の、狂人的な声に驚かされました。
暴力の魔人
暴力の魔人は、内田夕夜さんが演じており、飄々とした声が魅力的でした。
内田さんは、ドラマの吹き替えを担当されている役者さんで、チェンソーマンはアニメ声優だけでなくドラマで活躍されている役者さんを採用されることが多いなと感じました。
今後、コベニと暴力の魔人の絡みが楽しみです。
蜘蛛の悪魔(プリンシ)
蜘蛛の悪魔は、ギャラクシーエンジェルXで烏丸ちとせでお馴染みの後藤沙緒里さんが演じています。
本編では、「フンっ」という声しか聞こえませんでしたが、今後沢山喋ってくれるので楽しみにしています。
あまり期待していませんでしたが、蜘蛛の魔人の動きは気持ち悪くて躍動感がありとっても良かったです。
天使の悪魔
天使の悪魔は、数多くのアニメで活躍している内田真礼さんです。
予想通りの中性的で、力が抜けているのになんとなく知性を感じる天使の悪魔を見事に演じていらっしゃいました。
天使の悪魔は触れると寿命を吸い取れるなら、逆に寿命を与えることもできるのでは…と考えた時期もありましたがそんな甘い展開はチェンソーマンにはありませんでした。
11話のエンディングは女王蜂のバイオレンス
11話のエンディングは女王蜂さんが担当され、曲名はバイオレンスでした。
確かに、暴力の魔人も初出演し、魔人達のバイオレンスな戦いも見れる回でしたね。
女王蜂は、自称平家の末裔のアヴちゃんを含む4人組ユニットですが、現在アヴちゃんの実弟であるルリちゃんは体調不良で活動を休止しています。
アニメ「東京喰種:re」や「どろろ」などで、主題曲を歌う女王蜂は近年注目を集めています。
特に、ヴォーカルのアヴちゃんの中性的でありながらも力強い歌声と圧倒的な歌唱力は、高く評価されています。
バイオレンスでも、曲を聴いているだけで頭を殴られているような錯覚に陥る不思議な感覚がありました。
youtubeのコメント欄には、「私は何の悪魔でしょうか?」とアヴちゃんは発言されています。
モーションキャプチャや3Dを使ったエンディング
チェンソーマン11話のエンディングは、先日公開された映画『THE FIRST SLAM DUNK』でモーションキャプチャを製作されたツークン研究所が製作されたそうです。
疾走しながらグルグル回るようなカメラアングルと、キャラクターの輪郭がドットになって崩れていく表現などがかっこよかったです。
効果戦の表現なども斬新で、これからのアニメを牽引する技術を余すことなく使っているなと感じました。
さいごに
アニメ「チェンソーマン」11話についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
物語の最後には、アキが蛇の悪魔から吐き出された幽霊の悪魔に捕まっていましたが、一体どうなってしまうのでしょうか。
また、サムライソードとデンジの戦いにも期待が高まります。
次週も見逃せないですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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