2023年7月14日に公開された、映画「君たちはどう生きるか」は、初日から興行収入4億円を突破し多くの観客が映画館に足を運んでいます。
その反面、内容が不可解でわかりにくいという意見が、SNSでも多く見られています。
本記事では、まだ人生経験の浅い6歳の子供が、君たちはどう生きるかを楽しめるかについて反応や感想をまとめてみました。
6歳の娘は、度々市の映像館で20分から40分の映画を楽しみますが、果たして二時間にものぼる「君たちはどう生きるか」を鑑賞することはできるのでしょうか。
昼寝時間とかぶる、12時から14時の上映時間に鑑賞しましたが、娘は眠らずに最後まで鑑賞することができました。
「いつ終わるの?」「早く帰りたい」と言っていましたが、二時間の映画を最後まで見ることができて正直驚きました。
【君たちはどう生きるか】は子供にみせられる?
映画「君たちはどう生きるか」は、子供から大人まで楽しむことができる映画です。
そのため、暴力的な描写や性的なシーンはなく、安心して子供に見せることができました。
【君たちはどう生きるか】はG指定なので全年齢視聴可能
先述しましたが、「君たちはどう生きるか」は、G指定と言われる区分に属しており、子供だけでも映画を鑑賞することができます。
主人公の眞人が、大人のタバコをくすねたり、同級生と喧嘩をする場面もありますがそれを差し引いても全年齢の観客が安心してみることができます。
ジブリ作品の中でも「もののけ姫」などは、暴力シーンが多いですが、「君たちはどう生きるか」については腕が切断されたり首を刎ねるシーンもありません。
そのため、海外では「もののけ姫」に年齢制限が設けられましたが、「君たちはどう生きるか」に関しては特に海外でも年齢制限がかからないのではと予想されます。
【君たちはどう生きるか】は安心して子供に見せられる!
年齢制限が設けられず、暴力的なシーンがあまりない「君たちはどう生きるか」は、6歳の娘にも安心してみせることができそうです。
また、昔の日本の風景や暮らしぶりも観て教えることができますし、動物(特に鳥)が沢山でてくるので情操教育にもよいのではと感じました。
弓矢を作ったりなどと、DIYに取り組む姿も好感がもてますし、船を操縦する姿も迫力があって滅多にみることはできません。
また、井戸で水を汲んだり、魚を捌くシーンなども子供に見せられて良かったと感じます。
日常的に体験できないからこそ、映画を通じて知ってもらいたいですよね。
【君たちはどう生きるか】を家族で見てきた反応
映画「君たちはどう生きるか」は、夫と6歳の娘と4歳の息子と一緒に鑑賞してきました。
6歳の娘は途中で眠ってしまうかなと思っていましたが、なんと最後まで眠らずに見ることができました。
最初のうちは、映画館の大きな椅子に興奮していましたが、最後は椅子から降りようと必死でした。
4歳の息子は、知的障害があり精神年齢は2歳程度ですが、「お!」「あ!」などど興奮しながら鑑賞してくれました。
そして、物語の後半にさしかかると腕の中ですやすやと眠っていました。
30代の夫に関しては、最初から最後まで寝ていたので、映画館の外で待たせておけばよかったと後悔しています。
6歳の娘は最後まで視聴できた!
映画「君たちはどう生きるか」は、子供でも最後まで寝ないで鑑賞できることがわかりました。
「帰りたい」「いつ終わるの?」と聞かれましたが、映画館を途中で立つのはどうかなと思ったので、「もう少しだよ〜」と声をかけ続けました。
途中うとうとした場面もありましたが、私もうとうとしていた時間もあったので、お互い眠気を抑えながら鑑賞しました。
子供が【君たちはどう生きるかを】見た感想
娘は、映画が終わって場内が明るくなると「やっと終わったよ〜」と溢し、私は「どうだった?」ときいてみました。
「う〜ん、よくわからなかった!」という娘に、映画の感想を根掘り葉掘りきいてみました。
全体的に好きになったキャラクターはいない
娘に、誰か好きになったキャラクターはいた?ときいてみると、いなかったと言われました。
「崖の上のポニョ」などが好きな娘は、いつもポニョかわいい!というのですが、「君たちはどう生きるか」では特にかわいいキャラクターが出てこなかったことが不満だったようです。
「眞人くんみたいな男の子かっこよくない?」ときいてみましたが、娘は首をかしげるだけでした。
鷺男は気持ち悪い!
娘は時々思い出したように「ねえ!鷺男気持ち悪いね!だって口の中から顔が出てくるんだもん!」というようになりました。
「君たちはどう生きるか」というアニメについては、よくわからないという感想を持った娘ですが、とにかく気持ち悪かったということは頭の中に残ったみたいです。
その記憶が強く残ったようで、トラウマになっていないかと少し心配です。
ペリカンも気持ち悪い!
「君たちはどう生きるか」には、とにかく大量のペリカンがでてきますが、娘はペリカンが気持ち悪かった言いました。
確かに、嘴や目のあたりがリアルなペリカンが、大量に押し寄せたりする場面は大人でもちょっと怖いなと感じました。
動物のリアルな姿が見せられると予想していましたが、ちょっと刺激が強かったようです。
わらわらはご飯粒みたい
娘の感想で特に興味深かったのは、わらわらがご飯粒みたいに見えたということです。
確かに、ご飯粒のような形をしていて、食べられてしまう描写がある点から、興味深いなと感じました。
ただ、わらわらのようなキャラクターでは、子供の関心を惹くのは難しかったみたいです。
インコいっぱいでてきた
娘に、「インコたくさんでてきたね〜」と声をかけましたが「そうだね〜」で会話が終わってしまいました。
しかしその後、娘は私が「君たちはどう生きるか」をみてインコを好きになったことを知っていたので気を使ってたびたびインコの話をしてくれます。
「ねえ、インコカラフルだったね!」「インコかわいかったね!」と言ってくれますが、特に娘自身はお気に入りというわけではなさそうです。
そのうちインコカフェにでも行きたいなと思っていましたが、娘はたぶん一緒に行ってくれそうにありません。
さいごに
家族で「君たちはどう生きるか」を観に行きましたが、最後まで眠らなかったものの、娘の反応は散々なものでした。
しかしながら、今回「君たちはどう生きるか」を観ることで、娘が「そういえばベックリンの死の島があの映画で見れたな」とか成長したときに気付いてもらえたら嬉しいなと思っています。
一見難解な映画でも、胸の中で何かを知るとっかかりを感じて、娘の成長の中で有益になってくれればいいなと感じます。
例えば、「2001年宇宙の旅」を映画館で観ることができたら、きっと後悔はないと思うので娘にも名作を映画館でみれたことの感動を味わってもらえればと感じます。
ともかく、二時間の映画は娘に見ることができるとわかったので次は「どらえもん」や「スパイファミリー」なども視聴できればと感じます。
映画館が楽しいモノだと、今後わかってもらえればと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
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