玄弥と炭治郎は、二人で協力することで半天狗の本体である「怯」の鬼を追い詰めました。
炭治郎が赫刀で「怯」の鬼の首に切先を当てましたが、背後に喜怒哀楽とは違う鬼の匂いを察知しました。
とにかく首を斬ろうとしましたが、赫刀の力が限界を迎え、攻撃を受けてしまいました。
次から次へと形を変え、手を変えて攻撃をしてくる半天狗に、炭治郎も玄弥も怒りと恐怖を感じました。
本記事では、新キャラクターである憎珀天についてや、鋼鐵塚さんや無一郎の近況についてまとめてみました。
喜怒哀楽を吸収した憎珀天
太鼓の音が響き、凄まじい衝撃派とともに、木造の竜達が炭治郎を襲いました。
空中で炭治郎が竜に噛みつかれそうになった時、禰󠄀豆子が自分の手足を犠牲にして、間一髪で炭治郎を助け出しました。
このシーンは漫画では2コマでしか映されませんでしたが、アニメでは炭治郎が落下しながら木造竜達の背を滑り落ちる迫力あるシーンになっています。
憎珀天(ぞうはくてん)役は山寺宏一さん
凄まじい恐怖を身に纏った憎珀天は、山寺宏一さんが演じています。
憎珀天は、鬼滅のキャラクターにしては口数や語彙が少ないので、少ない台詞の中でも威圧感と恐怖を与えなくてはいけない人物です。
漫画を読んでいる時は、正直子供が凄んでいるだけのように見えましたが、山寺さん演じる憎珀天は気持ち悪さと迫力がありました。
怒りの鬼が憎しみの鬼に変わる時の唸り声や、炭治郎に「鬼畜だろう!」と呼ばれ「クッ」と怒る声も、山寺さんでないとなかなか演じることはできないと思いました。
鋼鐵塚さんの素顔
玉壺は、無一郎を水獄鉢に閉じ込めご機嫌でしたが、あばら屋のほうに向かいます。
入り口にかまえていた金森さんは、上弦である玉壺から鋼鐵塚を守ろうとしましたが、玉壺に勝てるわけもなく斬られてしまいます。
そして、肝心の鋼鐵塚は二人が斬り合っているにも関わらず、ぶつぶつ独り言を言いながら刀を研ぎ続けていました。
斬撃で鋼鐵塚の仮面は割れてしまいますが、それでも刀から視線をそらすことはなく、オレンジ色の瞳をらんらんと輝かせながら刀を研ぎ続けました。
無一郎の走馬灯
無一郎は水獄鉢に囚われてしまい、肺の中の残った空気を使って、突き技をくらわしましたが水獄からでることはできませんでした。
諦めて目を閉じようとした無一郎に、炭治郎の声が聞こえて来ました。
走馬灯の中での炭治郎は、無一郎を励まし続けました。
炭治郎が、無一郎の父と同じ言葉を口にしていたことと、二人とも赤い瞳を持っていたことを無一郎は思い出しました。
故人が、戦っているキャラクターを励まし戦闘を助ける展開は、鬼滅の刃では何度もでてきますよね。
無一郎を助けようとする小鉄
閉じ込められた無一郎を、小鉄は危険があるにも関わらず、手持ちの刀を刺して水檻を破ろうとしました。
しかし、玉壺の分身が小鉄の鳩尾を突き、小鉄はよろめきながらも無一郎の元へと近寄ってきました。
水に口をつけて空気を入れた時、無一郎は「自分が人のために力を出せる人物だった」ことを思い出しました。
辛い過去があり、自分のことで精一杯でギリギリの状態だった無一郎は、わざと他人にきつい言葉を浴びせ他人を寄せ付けないようにしていたと感じます。
しかし、炭治郎と話し小鉄が命を助けようとしたことで、自分の限界以上の力を出せる自分に気付くことができました。
さいごに
無一郎の過去について、いつ放送するのかと待っていましたが、来週には放送されることでしょう。
物語の展開がゆっくりなので、少々間延びするシーンもありますが、原作よりも詳しく書かれていることも多いのでアニメ「鬼滅の刃」は発見が多くみていて楽しいです。
来週も見逃すことができないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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