第5話で、「日暈の龍かぶり舞」で喜怒哀楽の鬼を倒した炭治郎達ですが、半天狗を倒すには第5の鬼を倒さなくてはいけないことがわかりました。
哀絶の鬼を倒した玄弥は、鬼のような姿になり、炭治郎の首を絞めてきました。
『柱になるのは俺だ!』と初めて炭治郎に本音をぶつけた玄弥ですが、炭治郎はそれを受け入れ、玄弥の援護につくことを了承しました。
戦いの中で急速に成長していく炭治郎と、過去を思い出しながら、半天狗の首を斬ろうとする玄弥。
自分の力では半天狗の本体の首を切れないとわかった玄弥は、炭治郎に半天狗の首を斬る役目を譲ります。
半天狗の本体「怯」をみつける
炭治郎と禰󠄀豆子は、喜怒哀楽の鬼の相手をしながら、5体目の鬼を探します。
そして可楽の鬼が団扇で風を起こしたことで、硫黄の匂いが飛ばされ、5体目の鬼の所在を嗅ぎ分けることに成功しました。
本体を攻撃させないように、4体でコンビネーションを組みながら攻撃しますが、炭治郎の戦いへの適応能力の速さに積怒は焦り出します。
半天狗の本体ちっさ!!
玄弥は、半天狗の本体を一生懸命探しますがなかなかみつかりません。
そして、やっと見つけたと思うと、足元でちょこまかと動く半天狗の小ささに驚かされました。
遠距離でも近距離でも、多様な戦い方ができる玄弥ですが、実は呼吸が使えないことが本話でわかりました。
呼吸で日輪刀の攻撃力を上げられない玄弥は、半天狗の首を切ろうとしても、刀が折れて切ることができませんでした。
銃で半天狗の首を撃ち落とそうとしますが、この攻撃も効かず、もたもたしていると積怒がすぐ後ろから迫ってきました。
鬼化して傷が治りやすい玄弥も、首を再生することができません。
錫杖をうなじに突きつけられたとき、玄弥は今までの人生の走馬灯をみました。
玄弥の過去とは
玄弥は、実弥を含め7人兄弟の二人目の子供でした。
玄弥の母親は体が小さいながらも、一生懸命寝る間も惜しんで働き、子供達を養ってきました。
父親は体が大きく乱暴で、家庭内で暴力を働いており、周りから恨みを買われ殺されてしまいました。
一番年上の実弥は、一番歳の近い玄弥に『家族は俺たち二人で守ろう』と誓い合います。
鬼殺隊に加入してからは、怒っている顔しか見せない不死川兄弟ですが、こんなふうに笑い合っていた頃もあったんですね。
兄弟の一人一人の顔がはっきり描かれている
母親の帰りを待つ不死川兄弟のもとに、突然の夜襲が起こったシーンは、玄弥役の岡本さんの演技もあり見返すたびに辛かったです。
原作よりも、末の兄弟達の顔がはっきり描かれており、玄関から音がしてお母さんだと嬉しそうに走り寄るところは「逃げて〜」と玄弥と同じように言いたくなりました。
そして、一瞬で子供達を引き裂いてしまった瞬間は、トラウマになりそうなほど呆気なく胸が締め付けられました。
柱になるんじゃないのか!!
玄弥は、鬼になった母親を殺してしまった実弥を責めてしまったことをずっと後悔していました。
柱になって実弥のためになろうとしていましたが、自分に才能がなく、積怒に首を打たれると諦めそうになりました。
しかし、炭治郎に助けてもらったことで、背中を任せられる仲間ができたことは玄弥の大きな一歩になりましたね。
この後、ずっと炭治郎にきつく当たっていた玄弥でしたが、急速に打ち解けていきます。
さいごに
炭治郎達が死闘を繰り広げる中、無一郎は水獄鉢に閉じ込められ、攻撃をすることができないだけでなく死の危険に晒されています。
第6話では無一郎がこの危機からどのように脱出するか期待が高まります。
鬼滅の刃は、キャラクターの回想をするとき、セリフが多くて退屈になりがちですが声優さんの演技のおかげで全く疲れることなく話に没頭できます。
次週も見逃すことができないですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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