8話では、瀕死の状態っだった無一郎は、アザを発動し体力を回復し再び玉壺に刃を向けました。
刀も新調し、技の精度も格段に上がり上弦である玉壺の首にも刃が届きました。
『なんだか凄く俺は調子がいいんだ今』と豪語する無一郎ですが、舌戦でも玉壺を翻弄させ絶好調でした。
本記事では、二人の決戦の行方と憎珀天に苦戦する炭治郎達がどうなったかについても触れていきます。
悪口合戦
たった14年しか生きていない無一郎と、約200年生きている玉壺ですが、そんな二人が同レベルになって口喧嘩をし始めます。
本来は生きている年数が長い玉壺の方が、語彙力も経験も多いはずなので喧嘩に勝てる要素は多いはずです。
しかし無一郎相手に激昂し、怒りに任せて感情的に攻撃をしてしまったということは、玉壺が今まで浅はかな人生を送ってきたことがわかります。
自分の作った壺が歪んで見えたと言われようが、自信をもって作ったものだったらこんなにも怒って攻撃することはなかったと感じます。
朧・陣殺魚鱗のエフェクトがすごくよかった
コミックでは、一万滑空粘魚の作画が大変だったせいか、陣殺魚鱗の作画が特にひどくなにをしているかわからなかったです。
朧についても、無一郎が見えは消えの繰り返しで、本当に無一郎がどのようにすごい戦いを繰り広げているのかわかりませんでした。
しかし、アニメのほうでは鱗が赤く光り、ぐるぐると旋回しながら無一郎に襲いかかる姿は正に上弦の鬼でした。
しかもこのシーンでは、玉壺は自分の攻撃がどれだけすごいのかこと細かに早口で説明するのですが、鳥海浩輔さんがこの長台詞を気合いを入れて捲し立てます。
玉壺の攻撃が速いからこそ、その後の無一郎の朧の攻撃が恐ろしくなるので、とても良かったです。
霞の中から青い刀身を光らせ、玉壺の首を見えない速さで切り落とすシーンはゾワっとした美しさがありました。
無一郎を見守る人たち
コミックのほうでは、無一郎の過去の中であまねのセリフなどは全くありませんでしたが、アニメでは娘たちに傷ついた兄弟の手当てをするように的確に支持しています。
そして、無一郎のことだけでなく、有一郎もなんとか助けられないかと手を尽くそうとしていたことがわかりました。
まだ体の怪我が治っていないのに、剣の鍛錬に励む無一郎を、止めることなく悲しそうな目で見守っているのにあまねの優しさを感じました。
産屋敷も、記憶のない無一郎を焦らないように諭し、無一郎の強さを肯定し続けました。
金森さんも、自分もぱっくりと切られているにも関わらず、戦いが終わった無一郎を心配して駆け寄ってくれました。
極め付けは、急所を刺されたと思っていた小鉄が生きていて、煉獄の刀の鍔が守ってくれていたことでしょう。
無一郎は一人で頑張っていたつもりでしたが、実はたくさんの人に見守られていて、自分が関わった人達がそれぞれ知らぬ間に助けられていたことを知ります。
それは無一郎にとって、大きな成長であったことでしょう。
ほら全部うまくいった
鬼滅の刃でお決まりの展開ですが、命を失った自分の家族が、戦いに勝つと褒めてくれるんですよね。
無一郎が玉壺に勝利した時も、亡くなってしまった父親が背中をさすり、お母さんが頭を撫でてくれています。
よく考えると、無一郎はまだ14歳で甘えたい盛りなのに、刀の鍛錬に全てを捧げとうとう上弦の鬼を倒したのです。
そりゃあこういう時くらい、亡くなった両親に甘えてもいいですよね。
生きている時は無一郎に辛くあたっていた有一郎も、優しく手を握り褒めてくれました。
甘露寺蜜璃が助っ人に
無一郎は玉壺に勝利しましたが、まだ柱でもない炭治郎たちは、半天狗の化身に憎珀天の攻撃に苦戦していました。
相手の攻撃を分析し、戦うのが得意な炭治郎ですが、憎珀天が予想以上の攻撃を繰り返すのでどんどん劣勢に追いやられていきました。
憎珀天の能力は、巨大な木の龍も操れるだけでなく、喜怒哀楽の波状攻撃までも使うことができますからね。
炭治郎は鼓膜が破れてしまい、足も潰れてい龍に飲み込まれて絶体絶命のなか、やっと柱が助っ人に来てくれました。
蜜璃ちゃんの華麗な戦い
蜜璃の新体操のような動きをしながらの攻撃は、9話の最後に惚れ惚れしてしまいました。
男性の柱の素早い斬撃や、力強さはありませんが、とにかく可憐で美しいです。
次話では、蜜璃の戦いを存分に味わうことができそうですね。
さいごに
無一郎が玉壺を倒しましたが、もう戦うことはできず、半天狗を倒すめどはまだついていません。
蜜璃が憎珀天をどのように抑えるのかに期待したいところです。
来週の「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」も楽しみですね。
最後まで読んでくれてありがとうございました。
コメント