2022年にアニメ化されたチェンソーマンは第一部を終えて、レゼ篇が始まるのをおおよそ3年間ずっと待ち続けていました。
2025年9月19日に公開された【チェンソーマン-レゼ篇-】は、初日に来場者数1位を記録し、興行収入は15億円を突破しました。
同時期に、【鬼滅の刃-無限場篇-】や、ロングランを続けている【国宝】、カンヌ国際映画賞に出展した【8番出口】なども公開される中、初週でこの成績をあげられたのは見事としか言いようがありません。
ナイトショーで【チェンソーマン-レゼ篇-】を鑑賞したのですが、館内は8割客席が埋まっていて、若いカップルや友達同士で観にくる人もいました。
本作は、すでに漫画で読了済みで、話の内容については分かり切っているのですが、声優さんの演技とキャラクター達が実際に戦っているのをスクリーンで見た時は嬉しくて声が出ました。
レゼやデンジ、そしてアキや天使の悪魔など、どのキャラクターも360度どこから見ても綺麗に描かれていて、時間と手間をかけてキャラクター達を描いてくれたのが分かりました。
本記事では、【チェンソーマン-レゼ篇-】を鑑賞した感想や、チェンソーマンを初めて見た夫の感想などにも触れていきます。
【チェンソーマン-レゼ篇-】のあらすじ
身寄りのないデンジは、父親が残した借金を返すため日夜働いていたが、借金元のヤクザが悪魔に取り込まれ、デンジはそのトラブルに巻き込まれて命を落としてしまいました。
しかし、長年親友として連れ添ってきたポチタのおかげで、チェンソーマンとして生まれ変わったデンジは、その能力をマキマに買われ公安対魔特異4課で働くことになりました。
学校にも行かず命の危険に晒されながらも、悪魔と戦うデンジでしたが、毎日眠る場所がありご飯が食べられればデンジはそれで満足でした。
デンジをデビルハンターとしてスカウトしたマキマは、早川アキの家にデンジを住まわせ給料を支給し、借金取りに追われていた時よりもデンジを人並み以上の生活をさせてあげていたのです。
デンジはマキマのことが好きで、一緒に休みの日にはデートに連れて行ってもらったり、仲間が悪魔に殺されたりしながらも、充実した日々を送っていました。
自らの幸せを噛み締めたデンジは、街中をぶらぶら歩いていると、思いもよらないにわか雨が降ってきました。
急いで電話ボックスに入って雨宿りすると、そこに可愛らしい女の子が入ってきました。
デンジからもらった花を片手に微笑み彼女の名前はレゼといい、デンジはだんだん彼女に心惹かれていきますが…。
映画【チェンソーマン-レゼ篇-】では監督が変更
2022年に地上波で公開されたアニメ【チェンソーマン】は、中山竜さんが監督を務め、期待の大きいチェンソーマンの制作に携わりました。
声優は人気の高い声優の起用は極力抑え、まだデビューして間もない声優を多く採用し、絵柄はデフォルメを使わずリアルで人間らしい描写を採用しました。
またデビューしたてのアニメーターも積極的に起用し、後期の育成に力を注いだのですが、その結果キャラクターが全く動いていない場面が長くなってしまい、SNSで批判が殺到しました。
テレビ以上の期待がのしかかってくるレゼ篇では、監督は地上波でアクションディレクターだった吉原達矢さんに交代し、副監督は忘却バッテリーで監督を務めた中園真登さんに決定しました。
レゼ篇では、テレビ版よりも原作の藤本タツキさんの絵柄をそのまま採用し、よりキャラクターが魅力的にみえるように描かれていました。
圧巻のバトルシーンはテレビ版と同じように迫力満点で、映画館で大音量と風圧をリアルに感じることができて感動しました。
キャラクターの完成度が高い
チェンソーマンの制作を担うアニメ制作会社MAPPAは、他にも【呪術廻戦】や【地獄楽】なども制作しており、繊細なキャラクター描写を得意としています。
【チェンソーマン-レゼ篇-】でも、徹底的に原作漫画の絵柄を研究し、どの場面で切り取られてもキャラクターが綺麗に見える絵を徹底的に研究していたように感じます。

レゼ篇のデンジは、目がアーモンド型で焦点がぼんやりしながらもアンニュイな雰囲気があり、原作本11巻の表紙のような顔に似せていました。
初めてのデートでワクワクしたり退屈したりするデンジは、とても魅力的に見え、作中でマキマのことを「カワイイー!」と絶叫するのですが、あなたも十分カワイイと思いました。
表情も豊かで笑ったり退屈したり、考えたり、コロコロと表情を変えるデンジには映画を見ている間全く退屈することはありませんでした。
またデンジとデートをするマキマも、地上波では見せなかった私服姿が新鮮でした。
脇役についても、ファンが多いアキは地上波の数倍はかっこよくなっており、天使の悪魔とのやりとりに不思議なドキドキ感を感じます。
デンジと新しくバディになったビームは、絵を崩さないながらもずっとクネクネへらへらしていて面白かったです。
レゼが可愛すぎる

映画館でレゼを見た時、漫画のレゼをさらに魅力的にしながらも、いきいき動いて笑っていてその可愛さに衝撃を受けました。
声優の上田麗奈さんの弾けるような笑い声もとても素敵で、こんなにカワイイ子がいたら思春期の男の子がドキドキしてしまう気持ちもわかります。
また、MAPPA作品では振り返りながら手を振ったりする場面がよく出てくると思うのですが、いつも女の子の動きをよく見ているなと感じました。
最近は、ネットで流れている動画をスクリーンショットしてネットにあげる人がいますが、本作ではどの場面を切り取ってもレゼが美しく見えるように研究を重ねて作り上げた力作だとと思いました。
物語の中盤に進むにつれて、それにしても可愛すぎると思いながら見ていると、原作好きとして、ここだけはブスになってほしいという場面がやはり小悪魔的なかわいさで残念に思いました。
物語の中盤で、レゼがやっと正体を表すシーンがあるのですが、今までかわいく見えていたレゼが化けの皮が剥がれ、原作漫画を読んでいた時は一気に力が抜けたのを覚えています。
そのため、映画のレゼはいつもかわいすぎたので、もっと恐ろしい刺客である場面を作って欲しかったと思いました。
また、レゼがいつも可愛く見えるようにベストショットを極めた映画なので、胸の大きさが見る場面によって変化していたのにも違和感がありました。
戦闘が始まると、一気にレゼは身長が高くなり、人間の時とは全くの別人になってしまっていたので、画の統一感が欲しかったです。
しかしながら、セザンヌのオレンジのように、どこから見てもかわいいレゼはぜひ映画館で見て欲しいです。
初めてチェンソーマンを見た夫の感想
最近夫がチェンソーマンにハマり始め、テレビ版のチェンソーマンを全部読み終えたので、まだ未読のレゼ篇を映画館に観に行かせました。
帰ってきて夫は、開口一番良かった!と言ってくれて、ちゃんと初見でも物語に没入できたと話していました。
原作を未読でも、アニメ一部を見ておけば特に置いてけぼりをくらうことはなさそうです。
さいごに
映画【チェンソーマン-レゼ篇-】を劇場で見た感想についてまとめてきましたがいかがだったでしょうか。
魅力的なキャラクターと、迫力ある戦闘シーンは、映画館の爆音で体感すると楽しすぎてワクワクが止まりませんでした。
マキマさんとデンジのように、映画館デートにもぴったりかと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます。


コメント