今年は何かと忙しく、映画館に足繁く通うことができず、子供の面倒を見ながらNetflixで映画を鑑賞する時間が多かったと思います。
2025年末に、Netflixがワーナーブラザーズを買収したというニューズがありましたが、最近は映画館に行くよりも家で映画を視聴する時間が多くなってきているように思います。
年々面白いアニメや映画・ドラマなどを輩出しているNetflixですが、今回2025年に初めて見た映画に絞って、面白かった順に感想を紹介していこうかと思います。
あくまで個人的な考えなので、なにかの参考にしてもらえればと思います。
また、物語について若干ネタバレもあるかと思うので、それでもよければ目を通してももらえればと思います。
啓示
韓国のサスペンス映画【啓示】は、今年Netflixで試聴した映画の中で一番心に残った映画でした。
ちょっと冴えないけれども信仰心の厚い牧師が、神様からの啓示を与えられたと思い込み、変貌していく様子がずっと頭から離れなかったです。
牧師役のリュ・ジュンユルの演技は素晴らしく、キリスト教の考え方に基づいた物語の構造には感服しました。
ミンチャン牧師がみていた啓示も、クオン・ヤンレが見ていた一つ目の怪獣も、イ・ヨニ刑事を苦しめた妹の亡霊も実は同じものだったのではと後から感じました。
最後にミンチャン牧師が、独房の中でイエス・キリストの顔のようなシミをずっと吹き続けている姿が脳裏に焼きついています。
フランケンシュタイン
ギレルモ・デル・トロのフランケンシュタインは、とんでもない完成度の映画ですが、Netflixに登録するだけでみることができるなんとも贅沢です。
衣装もメイクもセットも豪華で、ストーリーもフランケンシュタインの物語がしっかりしているので、二時間半もある映画ですが最後まで鑑賞することができました。
映画冒頭で登場した船は、実際に作ったものらしく、怪物が船を押し上げたり船員が逃げ惑う場面は臨場感がありました。
ヴィクター博士と怪物が、何度も何度も対峙して、最後に申し訳なかったと怪物に謝るシーンは、誰にでもある心の葛藤みたいだなと感じました。
また、映画【パール】などで快演を見せてくれたミア・ゴスの美しさには惚れ惚れしてしまいました。
デス・パレード
夫から、オープニング曲がすごく良いよと聞いていた作品で、Netflixで配信されると知って急いで見てみました。
おしゃれで明るく元気がでるオープニングを、YouTubeであらかじめみていたので、どんな話なのかなとみてみたら、驚くほど救いがなくて驚きました。
記憶を失った二人の人間は、デスゲームをするまでBAR「クイーンデキム」から出ることができず、結局勝負に勝っても負けても二人が亡くなっている事実は変えることができないそうです。
ゲームを通して二人の人間の醜い部分が露わになっていき、結局釈然としないまま話が終わり、オープニングに反してエンディングが暗くて気分が落ち込みました。
しかし、また次の話のオープニングが始まると「Everybody put you hands up!」と元気に歌い出し、一気見しているとなんとも言えない気分になってきます。
それでも人間ドラマ溢れる話ばかりなので、時間があれば試聴してみてほしいなと思うアニメです。
アドレセンス
13歳の普通の少年ジェイミーは、なぜクラスメイトの女の子を惨殺してしまったのか。
映画【アドレセンス】では、彼の父親や事件を捜査する刑事、そしてジェイミーのカウンセリングをする心理士の目線からありのままに映し出されます。
ジェイミー役のオーウェン・クーパーの表情がとても良く、全員の演技に不自然さがなく、さらにこの場面どうやって撮ったんだろうと不思議になるほどのワンカット撮影に驚かされます。
同じ子を持つ立場なので、最後の父親が泣く場面で一緒に泣いてしまいました。
ただ、なにもかもありのままに映し出しただけで、物語に対する答えもなくただ強い印象だけを与える映画だなと感じました。
試聴履歴を見るまで、そう言えばこんな映画みたなというのを忘れていたほどです。
しかしながら、子供との関係をちょっと振り返った方がいいなと思う時は見た方がいいかもしれない作品です。
パッション
イエス・キリストが処刑されるまでなにがあったかを、聖書の記述通りに描写した映画【パッション】は、2004年に公開され自首者が続出したと話題になりました。
鞭で打たれ悶え苦しみ、荊の冠を被って頭から血を流すイエス・キリストは、もはや神聖なものではなくゾンビのように見えて怖かったです。
イエス・キリストの偉大さを知るに、ありのままを描写する必要はあったのかなと少し疑問に感じました。
ショック療法で、キリスト教に改宗したり、一時的に行いを改めようと思っても意味がないのではと思ったりもしました。
しかしながら、聖書を読むよりも映画を見た方が分かりやすいと思うので、グロい描写が平気で手早くイエス・キリストについて知りたい人は見てみてもいいかもしれません。
出禁のモグラ
鬼灯の冷徹でお馴染みの、江口夏実さんの現在の連載作品【出禁のモグラ】は、ちょっと古風な幽霊ハンターみたいな話でした。
見ていくうちに、自分は鬼灯さんよりも百暗(もぐら)さんのほうが、好きなタイプだなと感じました。
しかし、江口さんは猫憑さんのような吊り目でクールで現実的な男性がお好きなんだと、出禁のモグラを見ていて感じました。
個人的には百暗さんのように、砕けていて優しくてヘラヘラしている男性も素敵だと思うんですけどね。
面白くて先が気になって、漫画も購入したのですが、ものすごくセリフが多くて驚きました。
しかし、アニメになると百暗役の中村悠一さんの軽快な語り口で、すっと話が入ってくるので声優さんってすごいなと思いました。
ぼくが生きてる、ふたつの世界
耳の聞こえない母と父に育てられた、息子の苦悩を描いた【ぼくが生きてる、ふたつの世界】は、吉沢亮さんの演技が素晴らしかったです。
母親役の忍足亜希子さん、父親役の今井彰人さんは本当に聴覚障害だそうで、二人と話す吉沢亮さんが演じる大の疎外感と迷いがよく表現されていると感じました。
また、大の祖父をでんでんさんが演じていて、子供に無理やり食べれないものを食べさせたり、背中に刺青が入っていたり、どう考えても聴覚障害の両親よりも嫌な祖父がいて面白かったです。
そして大の祖母も、娘が日常的に使っている手話を覚えようとしない母親で、だからと言って愛情がないわけでない、いい人すぎない人なのが良かったです。
聴覚障害があるのに一生懸命子供を育てるいい人、という塊がちな固定概念をうまくほぐせた作品だと思いました。
桃源暗鬼
アニメ【桃源暗鬼】は、桃太郎の物語が実は現実にあったことで、昔話が終わった現代でも桃太郎の血族と鬼の血族は殺し合いを続けているという話でした。
どこかで見たような設定で、話の構成も過去のジャンプ漫画に似ているのですが、王道の少年漫画でなんだか見ていて安心できます。
しかし、少年漫画で主人公が持つ武器といったら、剣を持って戦うことがすごく多いのですが、作者がどうやら銃がものすごく好きみたいで、主人公は銃を使っています。
漫画は2025年現在27巻まで出ていますが、主人公は途中で銃から剣に武器を変えることなくずっと使っているのがすごくいいなと思いました。
また、主人公の敵キャラまでも銃を使うので、本当に好きなものを描いていて清々しいなと感じます。
羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来
2025年11月に、【羅小黒戦記2-ぼくらが望む未来】-が上映されましたが、日程が合わず映画館に行けそうにないので、まずはNetflixで前作の映画をみてみようと考えました。
鑑賞してみた結果ですが、羅小黒戦記-ぼくが選ぶ未来-を鑑賞して、次の作品を見るために映画館に行こうとは思えませんでした。
自然描写も人物描写も、荒い線で繊細さを感じられず、物語もありきたりすぎるのに例外的に特別な能力を持っている登場心物がいて、なぜそうなのか説明がありませんでした。
そんな状況で「面白いだろ!ついてこい!」って訴えられても、まぁ乗り切れない自分がいました。
シャオヘイのキャラクターはかわいいので、そういうのを見たい人ならいいのかもしれません。
アンダーニンジャ
2025年1月に、実写版の映画【アンダーニンジャ】が映画館で公開されましたが、面白くないとSNSで話題になりました。
駄作のために、映画館でお金を払いたくないので、Netflixでアニメ全編とりあえず見ることにしました。
アニメは、オープニングもエンディングもエモくてかっこいいので暇があったらぜひ見てみてください。
花澤健吾さんの作品なので、本当にクノイチ達への扱いは酷いもので、最終的には女の子皆死にそうだなと思いました。
蜂谷紫音がかっこいいなと少し思いましたが、けっこう性格悪いやつだったので、こいつも最終的にあっけない死に方をしそうだなと思いました。
花澤健吾さんの作品は、皆キャラが立っていて面白いのですが、オチはつかないだろうし長いので無料だったら見るけど、お金を払ってみたくはないなと思います。
タコピーの原罪
タコピーの現在は、SNSで話題になっていましたが、お金を払って漫画を買いたくないので、Netflixで視聴することにしました。
漫画は無料分しか読んでいませんが、人物の顔が左によりすぎでいつもバランスが悪くて気になっていましたが、アニメだとそれなりに整えられていてよかったです。
しかし、主人公のしずかの声がいつも聞こえにくくてストレスが溜まりました。
上田麗奈さんの声は、他の作品ではこんなに聞き取りにくいことはないので、意図的にやっているならやめてほしいなと思いました。
話は最初の方は良かったのですが、中盤何度も同じ話を繰り返すのをやめてほしいと感じました。
さらにオチに関しても、特にいじめっ子のまりながしずかに一度も謝らなかったのが良くないなと思いました。
悪いことをしたら謝ることをせず、超人的な能力で全部忘れてしまい、都合の良いことだけなんとなく覚えているのはご都合主義すぎて今までの話なんだったのかなと思いました。
コロニア・ディグニダ:チリに隠された洗脳と拷問の楽園
アマプラで「オオカミの家」を鑑賞してから、コロニア・ディグニダについて興味を持ち、Netflixでドキュメンタリーの【コロニア・ディグニダ:チリに隠された洗脳と拷問の楽園】を鑑賞しました。
しかし、その凄惨な内容をみているうちに、救いのなさに息が苦しくなり干渉するのをやめてしまいました。
パウル・シェーファーのやり口は実に狡猾で、人間ここまで酷いことができるようになるのかと恐ろしくなりました。
また、コロニア・ディグニダに入植していた女性が、シェーファーと幼い男の子が一緒にベットで寝ているところを目撃して「あらあら仲睦まじいわね」と感じたと話していて恐ろしい気持ちになりました。
シェーファーは、思慮が浅くコントロールしやすい人間をなるべく集めるように仕組んでいたと思うと、自分も日頃の行いに気をつけそのような人間からなるべく避けないといけないと感じました。
レオン
SNS上では、「レオンはかっこいい」「レオン大好き」という人が多いので、試しにNetflixで視聴してみました。
これは「レオン(をみたことがある自分が)かっこいい」「レオン大好き(といっている自分が好き)」の間違いではないかと思いました。
確かにニューヨークの街並みはクールで素敵ですし、マチルダの服装やスタイルは可愛いと思います。
しかし、中年の男性が少女に人の殺し方を教える映画って本当にかっこよくて面白いのでしょうか。
また、ジャン・レノの演技って正直上手いのだかわからなくて本当に退屈ですし、ゲイリー・オールドマンが出てこないシーンはとてもじゃないけどみていられないです。
世間的には評価が高いですが、個人的には合わない映画でした。
花田少年史
花田少年史は、感動する、泣けるという声が多かったので、Netflixで見かけた時は少し嬉しかったです。
でも、予想以上に昭和の価値観が根強いアニメで、主人公の一路はずっと鼻をほじっていてかわいくないので好きになれませんでした。
別に花田少年史でなくても面白くて泣ける漫画が、現在ではたくさんあるかと思います。
でも暇があったらまたみてみてもいいかなと思ってます。
また、エンディング曲がまさかのバックストリートボーイズで驚きました。
機動戦士GundamGQuuuuuuX
「よくわからないけど、なんかわかった!」というセリフがでてきますが、正直なにがなんだかさっぱりわからないアニメでした。
1話を見てみて、ガンダムの基礎知識がない自分には、本当に何の話をしているのか全く理解できませんでした。
このアニメを見て分かったことは、自分にはガンダム作品(水星の魔女をのぞいて)を面白いと思う素質がないということでした。
アメリカン・サイコ
最初は、27歳の男性のルーティーンをずっと見せられて、こういう意識高い系の動画はユーチューブにたくさん転がっているけど、当時は新鮮だったのかなと思いました。
しかし、とにかく長くてところどころ流してみていたら、いきなり夜道でホームレスをナイフで何度も刺してきて、もうその後見る気がなくなりました。
特に理由もなく人を殺したい人の話は面白くないなと思いました。
さいごに
2025年にNetflixで視聴したアニメや映画を、良いと思った順から紹介してきましたがいかがだったでしょうか。
個人的には、アニメや映画にはメッセージ性や熱い気持ちがると、心に残って見終わった後に大きな達成感を感じるなと思いました。
また、気になっていた漫画やアニメを手軽に視聴できるのもいいですよね。
2026年も上手くNetflixを活用していけたらと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。


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