2026年1月30日から4月5日まで、虎ノ門ヒルズステーションタワーで、攻殻機動隊展-Ghost and the shell-が開催されました。
同年7月には、スタジオSARUが監修する新しいGhost in the shellも放送されるので、その前にあらためて攻殻機動隊の世界に浸ることがでこいる素晴らしい展示会でした。
少佐が落下しそうな高さの、地上45階で行われた本展は、1600点の設定資料や絵コンテ、原画などが展示されており一見の価値はあると思いました。
特に一番最初に映画化された1995年の【Ghost in the shell】のセル画は、大変緻密に書き込みがなされていて一つの芸術品のようでした。
本記事では、【攻殻機動隊展】の見どころや、良かった点と悪かった点などについてまとめてみました。
開催期間は約2ヶ月と短いので、攻殻機動隊がお好きな場合は、なるべく早めに足を運ぶことをお薦めいたします。
攻殻機動隊展について
2026年の攻殻機動隊展では、1995年に公開されたGhost on the shellから30年たった今、全ての攻殻機動隊シリーズの設定資料が一同に集結した展覧会になっています。
展覧会はギャラリーAとBに分かれていて、A”NODE”では電脳空間を思わせる広大な空間になっており、攻殻機動隊シリーズについて検索することができます。
Bでは1600点にも及ぶ絵コンテや原画、資料、さらに攻殻機動隊からインスパイアを受けた芸術作品も展示されています。
電脳空間を再現したGALLERY A ”NODE”
チケットを確認後、展覧会の会場に入ると、そこは少佐とタチコマが泳いでいた電脳空間が広がっていました。
前面には大きなスクリーンがあり、検索窓には攻殻機動隊の名シーンが四方へ動き回り、背面には攻殻機動隊シリーズを検索できる機械が何台か設置されています。
検索機を動かしててみたのですが、いまいち使い方が分からず、検索窓が浮かんでいるのをただぼうっと眺めていました。
特に検索機を使わなくても、前面画面に攻殻機動隊シリーズの検索窓が、絶えず動き回っているので、自分の好きなシリーズを探しているだけでもけっこう時間は潰せると思います。
コンクリートのような見た目のソファも設置されていますので、混んでいなければゆっくり休むこともできます。
天井から伸びている有線ケーブルの束は、デザイナーの寺山紀彦さんが製作したもので、とても大きく禍々しい雰囲気を放っています。
1600点の資料が展示されたGALLERY B ”DIG”
GALLERY AとBを繋ぐ通路は、歴代の攻殻機動隊シリーズのポスターが並べられており、監督のインテビュー映像なども流れていました。
外の風景が一部見える通路で、天気が良ければ東京タワーなども見えますので、写真を撮っている人もいました。
こうやって高い場所からビル群を見渡していると、少佐もこんな高い場所から落下したんじゃないかなぁと想像してしまいます。
GALLERY Bに入ると、1995年に公開された【Ghost in the shell】のセル画がずらっと並べられていました。
その緻密なタッチと美しい色彩に、思わず息を呑んでしまいました。
このセルや原画を見るために、地上45Fまで登ってきたと言っても過言ではありませんでした。
当時の手作業での作画は、本当に手間がかかって大変だったことを、セル画や原画の多さからあらためて認識させられました。
2004年に公開されたイノセンスも、CGを多く使って電脳空間がより幻想的に演出されていましたが、緻密に書き込まれた作画は健在でした。
一瞬しか出てこない場面にもこだわり、さらに押井監督がお好きなワンちゃんの作画は、丁寧さと愛情が感じられました。
攻殻機動隊stand alone complexから、セル画が激減していきますが、ちょっとしたキャラクターの表情やバトルシーンの迫力は大事に継続されています。
わかりやすくシンプルな線のstand alone complex シリーズは、話の内容も映画版よりもわかりやすく深く考えさせる内容なので、何年かに一度見直しています。
見れば見るほど気付きや考えさせられる点があるので、大好きなアニメの中の一つになっています。
アーティスト作品
2017年に開催された攻殻機動隊展では、タチコマのハリボテが飾られていましたが、2026年攻殻機動隊展では人と同じくらいのサイズの3Dモデルのタチコマとロジコマがいました。
攻殻機動隊シリーズでは、タチコマやロジコマは少佐やバトーが中に入れて移動しますが、こちらのモデルは人が入れるような大きさではありません。
しかしだからこそ、なんだかかわいくて親しみが持てるモデルだなと思いました。
また、カメラの前に立つと笑い男になったり光学迷彩のように透明な姿になれる体験できるブースもあって楽しかったです。
攻殻機動隊から影響を受けたアート作品も展示されていましたが、下の子がぐずったのでゆっくりみていられなかったのが残念でした。
Analog Digについて
2026年攻殻機動隊展では、攻殻機動隊シリーズの複製原画の中から、自分でお気に入りのものを探し出し持ち帰ることができるDIG体験をすることができました。
1回200円は高いようにも感じますが、最近グッズの値段が高騰しているので、自分で選んで複製原画を手に入れることができると思うと妥当な値段かと思います。
現金は使えず、クレジットカードやペイペイなどを、店員さんの手元の機械で読み込んでもらいます。
制限時間内に好きな原画を選ぶのですが、実際袋の中のものを見てみると、脇役のおじさんが苦しそうに踏ん張っている原画しかなくて頭を抱えました。
店員さんは、今イノセンスの原画が残っているといいましたが、少佐などのメインキャラクターの原画はなかなか見つかりませんでした。
なんとかイノセンスの最後の場面の、トグサが娘を抱っこしている原画がやっとみつかったので、家族の温かみを感じるこれを持ち帰ろうと思いました。
今の自分にぴったりの複製原画が見つかって良かったですが、攻殻機動隊展もすでに終わりが近づいているので、DIG体験をしたい場合は早めに足を運ぶことをお薦めいたします。
また、複製原画の封筒はA3用紙の倍の大きさなので、大きな袋を持って行くと折らずに持って帰れたなと後悔してます。
グッズについて
2026年攻殻機動隊展は、グッズ展開のバリエーションが多く力を入れているなと感じました。
ポスターやアクリルスタンドだけではなく、服や帽子タチコマのぬいぐるみや、100万円以上するグッズなどもありました。
7700円の図録を購入したいと思っていましたが、2月末に訪れた時には、すでに売り切れてしまっていました。
コラボグッズの販売状況については、公式Xで確認することができますので、あらかじめ確認しておくことをオススメいたします。
グッズ付きチケットについて
今回、通常チケットに300円追加で支払うことで購入できる、オリジナル複製フィルム付きチケットを購入しました。
グッズの値段が軒並み上がっているので、保険として購入しましたが、少佐と人形使いがお互いの電脳にダイブしている場面だったので買って良かったなと思いました。
台紙にぴったりとフィルムが貼られているのですが、接着ノリが見えてしまうのがちょっと残念でした。
攻殻機動隊展でゲットしたグッズは、複製原画と複製フィルムだけでしたが、展示が面白かったので来て良かったと思います。
さいごに
【攻殻機動隊展】Ghost and the shellに行ってきた感想をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
今回AR体験などはできませんでしたが、見て回るだけでも楽しかった展覧会でした。
トークショーなども開催されているので、仕事終わりなどに寄ってみるのもオススメです。
Ghost in the shellやイノセンスの原画は、そのうち芸術品として美術館などに飾られるのかなと思うほど、緻密で繊細で驚きました。
攻殻機動隊がお好きでしたら絶対に足を運んだほうがいいと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございました。

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