子どもたちと【ブルーきみは大丈夫】を観てきた感想!子どもは楽しく大人はうるっとくる映画!

子どもたちと【ブルーきみは大丈夫】を観てきた感想!子どもは楽しく大人はうるっとくる映画! 2024年映画

2024年6月14日、アニメとドラマを融合させた【ブルーきみは大丈夫】を小学生の娘と年中の息子と一緒に観てきました。

実際に観てきた感想としては、子ども達は最初から最後まで画面に集中して楽しむことができ、大人にとっては中盤少し中弛みがあったものの最後はほろりと泣ける展開だったのがよかったです。

大人にとっては、ストーリー性にじんわりくるところがあり、子供にとってはイマジナリーフレンド(以下if)の動きや言動を楽しむことができる映画です。

アニメとドラマの融合作品は、【メリーポピンズ】以来でしたが、本作はフルCGアニメーションのif達がリアリティを感じながらもコミカルに動くので、楽しく鑑賞することができました。

本記事では、【ブルーきみは大丈夫】のあらすじや見どころについてまとめてみました。

【ブルーきみは大丈夫】のあらすじ

歌をうたったり、絵を描いたりするのが大好きなごく普通の女の子であるビーは、子供の頃母親を亡くしてしまいました。

12歳になると、さらに父までも心臓の病気で入院し、塞ぎ込んだ気持ちで祖母の家に移り住んできました。

そこで、ブルーと呼ばれるふわふわした紫色のifに「昔友達だった子供に会いたい」と言われて、ビーは手伝うことにしました。

イマジナリーフレンドと言われるifは、子供が成長して大人になるってその存在を忘れられてしまうと、消えてしまう運命になるのです。

ビーは大人であるけれどもifと一緒に暮らすカルと、ブルーの友達に会いにいきますが…。

ifが個性的!よりリアルなビジュアルに

ふわふわでまるで生きているかのような質感のブルー
引用:映画『ブルーきみは大丈夫』公式サイト https://blue-movie.jp/

以前は、本物の人間とアニメーションが融合した映画は、現実感がなくまるで夢を見ているかのようでしたが、【ブルーきみは大丈夫】ではより現実的な映像になっていました。

ブルーの目はプラスチックのような滑らかさと、光の反射があり、歯並びはバラバラでより子供らしさとやんちゃさが際立っています。

本映画ではたくさんのifが登場しますが、子供の頃よく遊んだおもちゃや、アニメのキャラクターをモチーフにしているのが良かったと感じます。

毛も1本1本がフサフサで、ビーがブルーに抱きつく時は、まるで大きなぬいぐるみに抱きついているようで気持ちよさそうでした。

ビーが初めて目にするifである、ブロッサムもまるでカトゥーンアニメから飛び出てきたキャラクターのように、くるくる動くのが良かったです。

小学生の娘は、緑色のスライムのようなifが好きだったようで、ブルブルとゼリーのように跳ねる姿は大人にとってはなんだか気持ち悪かったです。

しかし、スライムなどで遊びたがる子供にとっては、親しみを感じたのかもしれません。

【ブルーきみは大丈夫】をみた子供の感想

今回、小学生の娘と精神年齢は2歳ほどの息子と【ブルーきみは大丈夫】を鑑賞しましたが、二人とも寝ないで最後まで楽しんでくれました。

if達の動きや行動、セリフが面白いらしく、飽きずに観られたのではないかと思います。

特に小学生の娘が気に入った場面は、男の子が絵の中から出てくるシーンや、バナナがパンツを履き忘れて焦っているシーンが面白かったようです。

「そうなの、バナナさんパンツ履いていなかったのはないねー」と言うと、繰り返し何度も笑っていました。

大人にとってはなんてことないシーンでも、子供にとっては楽しいと思えるツボをよく抑えていた映画だと感じました。

【ブルーきみは大丈夫】をみた大人の感想

【ブルーきみは大丈夫】を観てきた感想としては、中盤中弛みに感じた部分もありましたが、子供の頃に大切に思っていたものを奮起させる構造に感動させられました。

特に、ブルーが子供の頃の友達が大人になって仕事で緊張している時、そっと手を触れてあげて「大丈夫」と声をかけてくれる場面は、自分にもそんなことがあったと感じました。

子供の頃に持っていた経験や勇気が、大人になってからの自分を強くしてくれて、次に踏み出す一歩を与えてくれるんだと思いました。

大人達は成長してしまうと、ifのことを見ることができなくなってしまいますが、心の中ではきっと生きているんだと確信しました。

子供と大人が楽しめる場面が一致しない

【ブルーきみは大丈夫】を鑑賞してきた、子供と大人の感想を述べてきましたが、見事に感想がバラバラだったことに驚きました。

娘にとっては、感動したと言う言葉は全く出てこず、大人の自分にとっては面白いという感情は全くでてきませんでした。

特に子供が楽しいと言った、ifがたくさんでてくる場面は、大人にとってはどこをみていいか分からず退屈して眠ってしまいました、

また本作は際立ったストーリー性はなく、ノスタルジックな感情や、自分が勇気づけられた存在のことを思い出すような構成になっています。

ストーリー性を重視して映画を鑑賞する人にとっては、人の感情や思いだけで作られた【ブルーきみは

大丈夫】は物足りないと思ってしまう人もいるかもしれないです。

さいごに

【ブルーきみは大丈夫】をみてきた、大人と子供の感想をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

大人だけで鑑賞するよりも、子供と一緒に鑑賞した方が、より楽しめる映画かもしれません。

子供の時の想像や楽しい気持ちを、大人になっても忘れないようにしたいと感じました。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました