テレビ版【天空のエスカフローネ】の話がしたい!90年代のアニメの良さが全部詰まっている!

テレビ版【天空のエスカフローネ】の話がしたい!90年代のアニメの良さが全部詰まっている! 再上映中

2000年に公開された劇場版【天空のエスカフローネ】が、2026年3月20日からリバイバル上映されることが決定しました。

さらに、再上映を記念して1996年に放送されていたテレビ版【天空のエスカフローネ】がyoutubeで毎週土曜日に公開されるようになりました。

テレビ版のほうは、火曜日の夕方6時から放送されており、当時小学生の頃何回か試聴したことがりました。

美麗な作画と、王子と騎士との恋に揺れる少女の恋模様にドキドキしながら、一心にテレビ画面を見つめていたのを覚えています。

大人になってからもその感動が忘れられず、DVDボックスを購入し何度か見返していました。

今回また【天空のエスカフローネ】に注目が集まり、より多くの人に知ってもらいたいと思っています。

本記事では、【天空のエスカフローネ】の見どころについてまとめてみました。

アニメ【天空のエスカフローネ】のあらすじ

高校生の神崎ひとみは、陸上部に所属しながら憧れの天野先輩に思いを寄せ、夜な夜なタロットカードで自分の恋路を占うごく普通の少女でした。

ひとみは祖母からもらったペンダントを胸に秘め、徒競走で自己ベストを更新できたら、「天野先輩のファーストキスを私にください!」と大胆な告白をしました。

放課後夜がふけた頃、ひとみは天野先輩にペンダントでタイムを測ってもらいながら、スタートダッシュを決めます。

しかしひとみが走る先には、見知らぬ服装をした少年がおり、がっちり目があってしまいました。

さらに空間の裂け目から竜が現れ、ひとみと天野先輩と友達のゆかりは、いきなり現れた少年バァンと一緒に神社の方に逃げていきました。

バァンは、見事竜を倒したのですが、ひとみはバァンと共に光の中に吸い込まれ、月が二つ浮かぶ不思議な国ガイアに来てしまいました。

ガイアでは、地球は幻の月と呼ばれており、ひとみはどうやって地球に戻ればいいかわかりませんでしたが、バァンの故郷であるファーネリアに身を寄せることになります。

バァンはファーネリア国の王子で、竜狩りを終えたことで正式に王として認められ、盛大に戴冠式が行われました。

しかし、戴冠式後にファーネリアは大国ザイバッハに襲われ崩壊してしまいました。

生き残ったバァンは、ひとみが地球に戻る手立てを探し、ひとみはファーネリアを再建するために占いの力などを使ってバァンを助けますが…。

とにかく作画がすごい

90年代に製作された【天空のエスカフローネ】は、手書きのセル画とCG技術を併用しており、映像の美しさは群を抜いています。

バァンは剣を使って戦うので、戦闘シーンが数多くでてくるのですが、一つ一つの動きや表情に迫力があります。

さらに、バァンや騎士のアレンはガイメルフという人間よりも倍の大きさがある大型装甲に乗って戦うのですが、装甲特有の重さのある動きがとてもかっこいいです。

特に、エスカフローネが竜から装甲兵に変わるシーンや、アレンのガイメルフであるシェラザードがマントをはためかせながら落下してくる場面は圧巻です。

また、ザイバッハ帝国のガイメルフ「アルセイデス」はステルスマントを着用しており、当時の最新技術であるCGを使って、ガイメルフが消えたり現れたりする映像を上手く表現していました。

女性からの目線でも、天使の羽の表現や女性陣の美しい衣装に目を奪われ、男性目線から見ればガイメルフの戦闘に心が躍らされることでしょう。

【天空のエスカフローネ】が放送された年度には、【新世紀エヴァンゲリオン】など映像作品として優れたアニメが数多く登場した時期でもありました。

競合アニメが多かったからこそ、美麗な映像作りにとことんこだわった作品でもあります。

魅力的なキャラクターとストーリー

アニメ【天空のエスカフローネ】は、キャラクター人数が多いのですが、それぞれの性格や個性が細かく設定されており、ストーリーも壮大に広がっています。

主人公のひとみはごく普通の女の子で、異世界ガイアの文化や風習に戸惑いながらも、前向きで明るいところに共感が持てます。

平成初期に流行した、ベリーショートな髪型は、少年のような軽やかさと純粋な乙女心を感じさせます。

神崎ひとみ
©️ 1996 サンライズ

ヴァンとアレン

【天空のエスカフローネ】の見どころは、主人公の瞳と王子バァンと騎士アレンの三角関係ですが、子供の頃も今も個人的にバァンのキャラクターが大好きです。

細身で荒々しい瞳と、王になるプレッシャーを背負いながら無我夢中で戦う姿、ひとみに素直になれないながらもピンチの時にはすぐに駆けつけるところにキュンキュンさせられてしまいます。

しかも、竜神人の血を引いているバァンの背中には純白の羽があり、ひとみが谷に落ちた時などは翼を広げて助けに来てくれました。

翼を見せたヴァン
©️ 1996 入江泰浩 サンライズ

しかしながら、アストリアの騎士アレンも紳士で女性に優しく、プレイボーイでありながらも部下に慕われているところなどがかっこよくてみていて惚れ惚れしてしまいます。

アレン・シェザール
©️ 1996  逢坂浩司 サンライズ

主人公のひとみではないですが、本当にどっち選べばいいの!?と、現実では絶対にないシチュエーション思いを巡らせてしまいます。

脇役のキャラもなかなか良い

ひとみやバァン、アレンなどの主要人物だけではなく、脇役たちも個性的で魅力あふれる人ばかりなのが【天空のエスカフローネ】の美点です。

悪役であるディランドゥは、ヴァンに負けるたび顔がどんどん歪んでいき、「お前のせいで街が燃えちゃうんだぁああ!」と絶叫したり強く印象に残るキャラクターになっています。

天空のエスカフローネの敵役ディランドゥ
©️サンライズ

たぶん、【コードギアス叛逆のルルーシュ】に登場するオレンジさんが好きな人には、気に入ってもらえるのではないかと思います。

また、アレンを特徴的な呼び方をするアストリア王国のミラーナ姫は、お姫様にしては強気で自由な考え方を持つ女性でした。

その設定ならば他のアニメでも多いかと思いますが、兵士を色仕掛けで罠に嵌めたり、医学を学んでいて執刀手術を担当したりなかなかなんでもできるお姫様でした。

また、ひとみがどこからきたのかアストリア王から聞かれた時も、話をそらして庇ってあげたり優しい一面もありました。

アストリア王国の王女ミラーナ姫
©️ 1996 結城信輝 サンライズ

ヴァンの兄であるフォルケンも、最初はなぜ敵になってしまったのか不思議でしたが、物語が進んでいくにつれて人柄の良さが滲み出てくるのも良かったです。

メルルなどの獣族

アニメ【天空のエスカフローネ】は、ガンダムなどでお馴染みのサンライズが製作しているので、ガイメルフや人間の動きが生き生きしているのはわかるのですが、獣族の動きもとても良かったです。

特に、バァンの侍女である猫人のメルルは、飛んだり跳ねたり猫のような滑らかな動きをするのでまるで動物のようでした。

猫人のメルル
©️ 1996 サンライズ

他にも、半獣人は数多く登場するのですが、粗野で野生的な狼人のロムや、ディランドゥの世話人であるジャジュカは、ボルゾイの頭を持った美しい貴族のような犬人でした。

ヴァンの兄フォルケンの下僕である、ナリアとエリアは豹のようにしなやかな肢体を持っていて、子供には刺激的な色気を持った登場人物でした。

しかも彼女達は綺麗なだけでなく、最後までフォルケンのために命をかけた姿が心に残りました。

音楽はあの菅野よう子さん

【天空のエスカフローネ】は知らなくとも、菅野よう子さんが作曲し、まだ16歳だった坂本真綾さんが歌い上げた「約束はいらない」は知っている人も多いのではないでしょうか。

実は【天空のエスカフローネ】は、坂本真綾さんと菅野よう子さんが初めてタッグを組んだ作品でもあります。

オープニング曲だけでなく、作中のBGMもワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団が演奏しており、壮大でコーラスも耳に残ります。

これから戦闘が始まる時や、ギリギリの戦い中やピンチの時に助けが来た時など、やたらとBGMが盛り上げてくれてワクワクした気分になります。

豪華な声優陣

先述しましたが、【天空のエスカフローネ】は坂本真綾さんが初めて主役を演じたデビュー作になります。

当時高校に通いながらスタジオに通っていた坂本さんですが、等身大の高校生のひとみを飾り気ない元気な声で、生き生きと演じてくれました。

また、現在はドラえもんのスネ夫役などを務めている関智一さんですが、デビューしたての20代の頃にヴァン・ファーネルを熱演してくれました。

アレンを演じる三木眞一郎さんは、最近は怪木泥舟などガラガラした声の役が多いですが、30年前はこんなに爽やかな声で演じられていました。

ディランドゥ役の高山みなみさんは、なんと天空のエスカフローネでは三役を同時にこなしています。

他のも有名な声優さんたちが出演しているので、ぜひyoutubuなどで確認してみてほしいです。

さいごに

アニメ【天空のエスカフローネ】の魅力をまとめてみましたがいかがだったでしょうか。

魅力のある作品なので、より多くの人に見てもらいたいなと思います。

最後まで読んでくれてありがとうございました。

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