【チェンソーフェス】はガラガラじゃなかった!田舎のネズミが行ってみた感想や見所

【チェンソーマンフェス】はガラガラじゃなかった!田舎のネズミが行ってみた感想や見所 チェンソーフェス

アニメ「チェンソーマン」フェスが2023年5月20日に開催され、田舎のネズミは電車に乗って有明まで行ってきました。

チェンソーフェスについて検索すると、「ガラガラ」「チケットが余っている」などというワードがでてきましたが、当日はほぼ満席で駅は人であふていました。

DVDの売り上げがあまり良くなかったのと、東京ガーデンシアターの収容人数が8000人と多かったことで、このような噂がながれたのかもしれません。

しかし、実際に行ってみると空席は見当たらず活気に溢れたフェスでした。

唯一残念だったことは、マキマ役の楠木ともりさんがコロナ罹患後体調が悪く、出演できなかったことです。

しかし、主演の戸谷菊之助さんをはじめ、アキ役の坂田将吾さんが会場を盛り上げてくれたので非常に楽しめました。

本記事では、チェンソーマンフェスの概要や出演者の魅力についてまとめてみました。

チェンソーマンフェスの概要

チェンソーフェスは、2023年5月20日東京ガーデンシアターで開催され、昼の部は12時半から夜の部は18時半から開演しました。

2022年に放送された大人気アニメ「チェンソーマン」の、出演声優やエンディングテーマを担当したアーティストの生ライブ、クロストークなどがチェンソーフェスで披露されました。

出演声優は、デンジ役の戸谷菊之助さん、アキ役の坂田将吾さん、パワー役のファイルーズあいさん、姫野役の伊瀬茉莉也さん、佐渡アカネ役の大地葉さん、そしてサムライソード役の濱野大輝さんです。

そして、チェンソーマンのエンディングを担当されたTOOBOEさん、anoさん、PEOPLE1さん、syudouさんがクロストークやライブを披露してくれました。

本記事では、昼の部の概要のみまとめてみました。

司会の天津向さんとポチタがお出迎え

チェンソーフェスの司会は、チェンソーマンの大ファンでもある天津向さんが担当されました。

フェスが始まる前に登壇された天津さんは、なんとデカポチタを呼び出し、二人で前座を盛り上げてくれました。

ポチタは小股で少しずつ歩くので、天津さんは「こっちだよ〜」と優しく導いてあげていました。

そして、チェンソーの部分がぶつかって「いたたた…」と言ってみたり、二人でポーズを撮ったりフェスがは始まるまで会場が暖かい空気に包まれました。

ポチタの触りごごちはふわふわで柔らかいそうで、背中にはちゃんとチェンソーのスターターがついています。

豪華声優陣による生アフレコ✖️クロストーク

開演の時間になると、会場全体が暗くなり、舞台の真ん中に戸谷菊之助さんが現れました。

そして、デンジが初めてチェンソーマンに変身した時のシーンを、張り詰めた空気で演じられました。

目の前の敵を倒そうか倒すまいか迷うデンジの、ぼんやりとした浮遊感から「俺の邪魔アするなら死ね!」と一気に答えを出すシーンは1話目からデンジの決断力の高さが窺える重要なシーンでしてよね。

その後、チェンソーマンの声優さん達がぞくぞくと登場し、会場が沸き立ちました。

皆チェンソーフェスのカラフルなTシャツを着ており、それぞれのキャラに合わせて素敵に着こなしていました。

デンジ役の戸谷菊之助さん

戸谷さんがアフレコをしているところは、チェンソーマン展で拝見していましたが、生で演技する姿を初めてみて改めてその力量に驚かされました。

マキマ役の楠木ともりさんが出演できなかったため、アフレコは一人で演じていることも多かった戸谷さんですが、存在感が圧倒的でした。

2017年に、「第6回アニストテレス」で特別賞を受賞し声優を志した戸谷さんですが、声優になるべくしてなったお人だったのだろうと感じます。

終始にこにこしていて、トークでも坂田さんとの絡みも楽しそうで、チェーンソーフェスを率先して盛り上げてくれました。

クロストークでは、質問者のアーティストさんに何か聞かれるたび「いい質問ですね〜」というので「使いすぎ〜」といじられていました。

また、人によって「自分の好きなキャラ」をコロコロ変えている戸谷さんは、八方美人なことがわかりました。

アキ役の坂田将吾さん

アキ役の坂田将吾さんは、髪を後ろで一つでまとめ、アキを意識した髪型で会場に入ってきました。

アフレコでは、マキマと電話しているときの「…あ…ハイ」というつぶやきがとてもかわいく、これを聞くためにフェスに来たのかもと思いました。

お絵描きバトルでは、カンニングなどのルール違反もしていましたが、そのチャーミングな絵で会場を沸かしてくれました。

ラジオなどの活動でとても忙しいかとおもいますが、湧き出る若さとエネルギーが羨ましくなりました。

パワー役のファイルーズあいさん

パワー役のファイルーズあいさんは、会場の挨拶で「おうおう!ひれ伏せ人間!」とパワーになりきって登場しファンを喜ばせてくれました。

あいさんが何か発言すると、会場から「かわいー!」という声も湧き上がり、カリスマ性を感じる場面も多かったです。

衣装もチェンソーフェスのTシャツに、黒いレース状のつけ袖がとっても可愛かったです。

また、服全体のコーデはモノトーンで控えめなのですが、足元は真っ赤な厚底ブーツが目にとまりパワーの血の色を彷彿とさせました。

共演者と仲良くなるために、キンドルの履歴をみるというあいさんは、やはり努力でのし上がって来た人なんだと改めて思いました。

アフレコでも、戸谷さんと坂田さんを率先して引っ張ってくれている姉御肌な一面を感じました。

姫野役の伊瀬茉莉也さん

姫野役の伊瀬茉莉也さんは、遠目からみても美しさがみなぎっていて、スタイルも良く素敵だなと感じました。

Tシャツはほんの少し短めに切られており、お腹がちらりとみえるのですが、下品すぎずそれでいてドキドキさせられてなんとも魅力的でした。

アフレコでは、姫野が幽霊の悪魔に吸収されていくシーンを演じられましたが、聴いているこちらまで胸を引き裂かれそうになる程引き込まれました。

クロストークでは「姫野先輩の最後を演じるのは辛くなかったですか?」と、質問されていましたが「そういう役だとわかっていたので」と笑顔で答えられてさすがだなと感じました。

さらに続けて「(姫野の最後をしっかり演じ切るため)潔く死ねました!」と言い切っていたところに、プロ根性を感じた観客も多かったのではないでしょうか。

コベニ役の高橋花林さん

コベニ役の高橋花林さんは、思っていたより身長が低く、とことこと会場に入ってきた時なんだかかわいいなあと感じてしまいました。

金色のロングスカートが、遠目からとても目立ち、照明にきらきらと照らされ自然と目を惹きました。

そして、頭には居酒屋でコベニがつけてきたベレー帽と同じものをかぶっており、アニメからコベニがそのままでてきてしまったようでした。

可愛いだけでなく、演技力も圧倒的で、サムライソードを追い払ったシーンではコベニの引き笑いが脳内にこびりついてしまった観客も多かったのではないでしょうか。

レゼ編でもコベニの登場シーンはあるので、今後の活躍も期待したいところです。

サムライソード役の濱野大輝さん

サムライソード役の濱野大輝さんは、ロングコートを羽織って会場に登場し、ちらりと見える赤いシャツがサムライソードが被った飛び血のようでかっこよかったです。

留学経験がある濱野さんは、舞台挨拶も英語でされていて、きっと会場にいた英語圏の人たちにも想いが伝わったのではと感じます。

濱野さんの声は、惚れ惚れするほどの美声で、アーティストからも称賛の声が上がっていました。

そしてアフレコで、濱野さんがサムライソード役を演じだすと、また全然違った美声に変わり、声の引き出しが多いなと驚かされました。

しかし、トークではユーモアたっぷりのキャラクターで、特にお絵描きバトルでは個性的な絵を描かれていて楽しい人だなと心に残りました。

沢渡アカネ役の大地葉さん

沢渡アカネ役の大地葉さんは、赤いパーカーを羽織り「ヘビ丸飲み!」と蛇の悪魔を呼び出すポーズをサービスしてくれました。

会場ではわからなかったのですが、チェンソーマン本編と同じように親指、人差し指、中指、薬指を赤のネイルで彩ってくれていました。

アニメではいつもキリッとしている沢渡ですが、大地さんはとても明るく笑顔が素敵な女性でした。

アフレコでは、短いセリフでも芯が通った声で、サムライソードに支持する場面はかっこよかったです。

アーティストのライブステージ

チェンソーマンフェスでは、エンディング曲を担当されたTOOBOEさん、anoさん、syudouさん、PEOPLE1さんが会場に駆けつけてくれました。

特に、TOOBOEさんとanoさん、syudouさんはクロストークやお絵描きバトルにも参加されました。

TOOBOEさんは半ズボンにサンダルを履いていて、shudouさんは白いパジャマのような服で、anoちゃんに関しては普通のパジャマを着ており、三人集まると大学生がウチ飲みで集まったように見えました。

しかし、ちょうどよく打ち解けた雰囲気でトークを楽しんでいました。

TOOBOEさんは第4話のエンディング「錠剤」を披露

チェンソーフェスのライブステージは、TOOBOEさんが一番手で会場は大いに盛り上がりました。

コロナがあけて、皆立ち上がり手を振ったり手拍子をしたり、一緒に歌ったりするのは本当に久しぶりでした。

生で「トルルトゥ〜ル♪」を聴くことができて感動しました。

クロストークでも、チェンソーマンのキャラクター愛に溢れており、特にパワーのことを考えに考えて「錠剤」を作ったと話していました。

syudouさんは第5話のエンディング「インザバックルーム」を披露

syudouさんは、白地のダメージ服を着ており、裂けた布地の下にはポチタと同じオレンジ色で合わせられていました。

チェンソーフェスを意識して、衣装を合わせて来たとsyudouさんは仰っていました。

プロ意識の高いsyudouさんは、喉を痛めないために常にマスクを付けているそうで、会場でもマスク姿でトークをされていました。

クロストーク後に、第5話のエンデイング曲を担当されたsyudouさんの「インザバックルーム」が歌われました。

ステージをコロコロと転がりながら歌う姿は、曲と同じように混乱して頭がクラクラしているようでした。

「インザバックルーム」は、男性にはキーの高い曲ですし、何度も叫ぶ場面もありますが見事に歌い上げていました。

anoちゃんは第6話のエンディング「ちゅ、多様性。」を披露

anoちゃんは、昼の部では青色のチャイナパジャマで会場に入って来て驚きました。

よく調べてみると、この青いパジャマはアナログ盤「ちゅ、多様性。」LP発売記念グッズだそうです。

お値段は22,000円で、購入できるそうなので、プロモーションも兼ねてチェンソーフェスで着用してきたのかもしれません。

クロストークでは「チェンソーマンではどのキャラクターが一番好きですか?」など、当たり障りのない質問を多くしていたようにみえました。

終始マイペースで、のんびりとした口調でトークを楽しんでいらっしゃいました。

しかし「ちゅ、多様性。」を歌い出すと、その歌の上手さに驚かされます。

一度もキーを外すことなく、三人のキレッキレなダンサーと一緒に、会場を盛り上げました。

PEOPLE1さんは第10話のエンディング「DOGLAND」を披露

PEOPLE1さんは、クロストークやお絵描きバトルには参加されませんでしたが、ライブステージで大トリを務めました。

チェンソーマンのエンディング曲の中でも、特に人気の高い「DOGLAND」に会場ファンも大歓喜でした。

お絵描きバトル(昼の部)

チームは、デンジチーム(戸谷さんsyudouさん濱野さん高橋花林さん)とアキチーム(坂田さん伊瀬さん大地さんTOOBOEさんanoちゃん)に分かれて競い合いました。

出されたお題の絵を、それのぞれのメンバーがスケッチブックに描いて、司会の天津さんと絵の上手さに定評のあるファイルーズあいさんと、会場の観客で評価するというゲームでした。

第一のお題はコベニちゃん

第一のお題はコベニちゃんで、ほくろの位置や、特徴的なダブルピースが描くポイントだとファイルーズあいさんは仰っていました。

以下は、それぞれのメンバーの描いたコベニちゃんの特徴をまとめてみました。

戸谷さん→ぺこちゃんみたいな舌のでたコベニちゃんで「人のお金で食べるご飯は…」という名言付きでした!

高橋さん→コベニ役の高橋さんは、ホクロの位置まで完全一致した、とってもかわいいコベニちゃんを描いていました!

濱野さん→勢いよく蛇の悪魔の上を駆け回るコベニちゃんを描いていました!スケッチブックをゆらゆら動かし、躍動感を再現!サムライソードの目線だと、コベニちゃんがこうみえたそうです!

syudouさん→かわいいコベニちゃんの隣に、shudouさんのおはこである文鳥のキャラクターが?!

坂田さん→とってもお目目きらきらなこべにちゃん!大きなお目目の中に銀河が見えます!なぜかコベニちゃん特有のダブルピースはありませんでした!

伊瀬さん→一番早くコベニちゃんを書き上げた伊瀬さん!再現度高かったです

大地さん→黒目でまつげぱっちりなかわいいコベニちゃんでした!

TOOBOEさん→汗と困り眉が特徴的なコベニちゃん!黒スーツとネクタイの黒が塗りつぶされ、短い時間で描かれたのですが、陰影がはっきり描かれていました!

anoちゃん→anoちゃんになんとなく似ているコベニちゃんでした!

第二の課題は未来の悪魔

第二の課題は未来の悪魔で、皆難しすぎると苦しい声が聞こえて来ました。

足や頭の目をどのように描くかで、未来の悪魔らしさが際立つとファイルーズあいさんは語っていました。

戸谷さん→目が多く足が二本描かれた未来の悪魔でした!

高橋さん→はにわっぽく腕が直角に上げられた、かわいい未来の悪魔でした!

濱野さん→アキが未来の悪魔の裂け目に、頭を突っ込むところを書いてみんなに考えたね〜と言われていました!スケッチブックを胸の位置に持っていくと、ちょうど未来の悪魔になったような気持ちになれます!

syudouさん→子供がもつ風船のような未来の悪魔でした!文鳥ちゃんとポチタも描いてくれました!

坂田さん→こげたクマのような未来の悪魔で一番むっくりしていました!なんとなく戸谷さんの未来の悪魔と似ていると皆から言われていました!

伊瀬さん→頭からいっぱいひらひらが出ていて、なんとなくメイドインアビスのベラフに似た未来の悪魔でした!足がバレリーナみたいです!

大地さん→OPで踊っている未来の悪魔でかわいかったです!

TOOBOEさん→角と口周りの再現度高く形は一番未来の悪魔っぽかったです!

anoちゃん→ファイルーズあいちゃんに褒められていた未来の悪魔でした!

さいごに

チェンソーフェスの魅力について語って来ましたがいかがだったでしょうか。

会場に足を運べなかった人にも、フェスの楽しさが少しでも伝わればと思います。

チェンソーマン2期の情報は、今回入って来ませんでしたが、またこのようなフェスを開催してくれることを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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