もしも日々口にしているものが毒だったら…
そんな想像をしたことはありませんか?
生物である以上摂取し続けなければならない「水」がもしも毒だったら…。
メイドインアビス-烈日の黄金郷-第7話では、第6層に辿り着いたガンジャ隊は、もうこの階層から人のまま戻ことができないことがわかりました。
そして、誰が作ったかわからないが、ものの情報を集める干渉機という機械達と共に、水場を探し始めました。
そして、やっとのことで水場を確保できたと安心した時、大きな問題にぶち当たりました。
なんと、水を飲み始めた隊員達が、次々と下痢や高熱に襲われ、体が岩のように変化していく病気にかかってしまったのです。
水もどき
ガンジャ隊は、干渉機とともに5つの水場を見つけましたが、採取できる場所は1つしかありませんでした。
一枚岩の水場は、透明で匂いもなくすぐにでも飲めそうなほどの水が湧き出ていました。
ヴエコは、念の為その水を煮沸してから皆に提供しました。
しかし、リコ達が見つけた第6層の原生生物「ミジャクソウ」は茹でても動いていましたよね…。
どうやら絶界の原生生物は熱に強く、煮沸で殺すことも難しいようです。
皆が水もどきの水を飲んだことで、高熱と下痢にうなされ、体が岩のように溶けていきました。
水場の岩を採取してみると、それは岩ではなく水を飲んで岩になった生物であったことがわかりました。
岩になった生物は、また水もどきの水を排出し、絶界を生き抜いてきたのでしょう。
欲望の揺藍

水もどきの症状に苦しむガンジャ隊でしたが、そこに食料調達隊が姿を変えて帰ってきました。
そして、戻ってすぐに死んでしまった隊員の所有物のなかに、夢を叶える卵と言われる「欲望の揺藍」が見つかりました。
どうやら、大人が欲望の揺藍に触ると、その欲深さのせいで身が破滅してしまうようです。
子供だったら、使うのに適しているようですが、そこには水もどきに苦しむイルミューイが…。
欲望の揺藍は、ヴエコの提案により、イルミューイに託されてしまいました…。
久野美咲さんのイルミューイに号泣
イルミューイは、本話でやっと言葉を話し始めました。
ぽつぽつと喋り出したイルミューイの口調は、正に虐待されてきた怯えた子供そのものです。
怒られないように、ゆっくり言葉を選びながら話している様子が涙を誘いました。
そして、欲望の揺藍を使った後のイルミューイは、「痛くない!」と怯える様子が全くなくなってしまいました。
痛みを感じなくなってしまったイルミューイが、痛さを唯一感じられるのは出産の時のみのようで、「イイイイイィーーー!」と叫ぶ声の苦しさは身を切られるようです。
この声の三段変化もすごいのですが、これらの声はファプタと全く同じ声なのに別人なんです。
久野美咲さんの演技力の高さに、ただただ驚くばかりでした。
今後はファプタの心情をメインに演じられると思うので、今後の久野美咲さんの演技に目が離せないですね!
香ばしいものを食べたら病状が回復
人間である以上、口に入れるもので調子が悪くなったり、よくなったりします。
あんなにもイルミューイを心配し思っていたヴエコでさえ、病気に犯されギリギリの状態になってしまったとき、水を欲してしまいました。
香ばしいものを食べた後のヴエコは、起き上がり歩けるほどに、体の状態もよくなっていました。
また、ワズキャンの
大丈夫
みんなにも振る舞ったさ
引用:つくしあきひと「メイドインアビス」竹書房
という言葉は、聞くたびにゾッとさせられます。
一体何を食べさせられたのでしょうか…。
第7話のエンドカード
第7話のエンドカードは、竹書房で『ハッピークソライフ』を連載されているはらだ先生が担当されました。
ハッピークソライフのカップル二人が、美味しそうに第6層のお水を飲んでしますね。
しかしそのお水…第7話で登場する水もどきではないかと想像してしまいます。
手前で二人の様子を伺うファプタも可愛いです。
まとめ
アニメ第7話の感想をまとめて見ましたが、いかがだったでしょうか。
久野さんの演技で、毎回泣いてしまい、本当に声優さんの実力はすごいと再確認させられました。
精神的に負担を感じた第7話でしたが、今後の展開も見逃せないです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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