ボーイ(レグ)ミーツガール(ファプタ)な展開から始まった第4話。
ファプタの液体のような動きと、ふわふわ感は想像以上のもので驚きました。
ファプタ、あまりにも儚くあまりにも強い憧れから産まれた
あなたが残した最後の…
引用:つくしあきひと「メイドインアビス」竹書房
こちらの台詞は8巻でヴエコが回想で口にした言葉でした。
冒頭にこちらの文言が入るだけで、ファプタのミステリアスさがますます引き立ちますね。
第4話はレグ、リコ、ナナチにそれぞれハプニングがあった回でした。
これからの三人それぞれの試練が待ち受けています。
成れ果ての姫ファプタ
とうとう待ちに待ったファプタの登場でしたが、液体のような動きと、腕の力強さは見事でした。
ファプタには、4本腕がありますが、背中側の腕は関節が一つ多く、血を偏らせてものすごい力が出るそうです。
その力は、高機能ロボットのレグの力でも押し返せないほどです。
また、レグの臍を刺した隠し爪は、極めて繊細な感覚器で、臭いも感じることができる様です。
しかし、ファプタを含め、皆レグのへそを攻撃しすぎですね。
レグの臍が刺されるたびに、観ている方はいつも心臓がヒュンとします。
ともかく第6層の生き物というのは、常識ではなく本能で生きていますね。
今後の展開を知っている身としては、ファプタは本当に嘘を言っていなくて、とってもイイ子だなと思っちゃいます。
でもこの行動は誤解されちゃいますよね…。
リコとマアアさん
第4話では、改めて成れ果てたちの恐ろしさを知らされましたね。
リコが、レグとナナチを部屋から呼んだ時の場面は漫画では、ルドンの絵画の様な怖さがありましたが、アニメでは純粋な恐怖を表していたなと感じます。
マジカジャは、もうリコを誰も襲わないと話していましたが、皆がマジカジャの様に理性があるわけではなさそうですね。
精算を受けるリスクを負っても、リコを襲いたかったのでしょう。
また、リコもそうですが、みんなメイニャの中身知りたすぎです。
一体メイニャのなかどうなっているんでしょうか。
マアアさん、見た目に沿わない怪力で助けてくれて本当によかったですね。
そして、メイニャを優しくリコに返した時にはほっとしました。
マアアさんは精算のせいで、体の色が変わり手の形も変わってしまいましたが、優しい心の持ち主みたいですね。
乾いたうんちを優しくしたような匂いがするみたいですが、リコはぴったり寄り添ってますね
二人で歩いている姿は、なんだか哀愁も感じます。
成れ果て食堂
リコが腹ごしらえをするために立ち寄った成れ果て食堂ですが、なぜ食堂でうんこのような匂いがするのでしょうか。
いろんな成れ果て達が美味しそうにご飯を食べていましたね。
マアアさんは甘党なのか、プリンのようなご飯を食べていましたが、辛い睾丸焼きを夢中で食べるリコを心配していたのが可愛かったです。
そして、リコは人間の言葉が通じるおかみさんのムーギーと、村を作った三賢ワズキャンと出会いました。
成れ果て村にミーティーが!?
ナナチは、マジカジャにナナチの価値はなに?と聞かれたら、まずはミーティー名前を出しました。
その後に、取り繕うようにリコとレグの名前を出しましたが、生きている仲間よりも死んでしまったミーティーの名前を先に出すところから不穏な空気を感じます。
ベラフは表紙のイメージでは、カラフルな色合いなのかなと感じていましたが、影と光のコントラストに照らされて神々しかったです。
ミーティーと会った時、ナナチの表情をゆっくり見せてくれてよかったです。
永遠の安寧の中で
旅は終わる
引用:つくしあきひと「メイドインアビス」竹書房
漫画では、7巻の43話にガブルーンの台詞かと思いましたが、ヴエコの台詞になりましたね。
ナナチがきらきらした目でミーティーをみた場面の後、ヴエコが優しく精算の化物達を撫でていました。
二人ともイルぶるで囚われた存在として、重なる部分があったんですね。
第四話のエンドカード
第四話のエンドカードは、『ママはぽよぽよザウルスがお好き』でお馴染みの青沼貴子先生です。
現在は竹書房で、『ねえ、ぴよちゃん』を連載中です。
リコ達とぴよちゃん達が、挨拶している様子が癒されますね!
まとめ
物語が大きく動き出す第4話でしたが、リコ達の旅は一体どうなってしまうのでしょうか。
1話ごとに見逃せないですね。
第5話では、現在の三賢が揃って登場しますので、三人について取り上げることができればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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