漫画「メイドインアビス」はつくしあきひとさんが描く、今話題のダークファンタジー漫画です。
2017年にアニメ化し、可愛らしいキャラクターと残酷な世界観が話題になり人気が急上昇しました。
アビスに魅せられた少女リコと、アビスからやってきたが記憶を無くしてしまったロボットのレグ…。
かわいい二人の子供の前に、アビスの呪いが容赦無く襲いかかります。
二人は果たしてアビスの底へ辿り着けるのでしょうか?
本記事では、大穴アビスに降りた人間が決して避けることができない「アビスの呪い」について解説していきます。
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世にも恐ろしいアビスの呪いとは
アビスとは、ベルオスカの孤島に存在する大きな竪穴のことで、人間がこの穴に潜って地上に戻ろうとすると上昇負荷というアビスの呪いにかかってしまいます。
軽い吐き気から死に至るまで、さまざまな苦しみが伴い、穴に深く潜れば潜るほど負荷は強くなっていきます。
人間にはその呪いの正体は見えませんが、アビスに住んでいる原生生物は、呪いの姿である力場が見えるようです。
力場は薄い膜のようなもので、アビスの中に太陽光を取り込み、生き物が動くと一緒に動き呼吸をすると波ができるようです。
アビスの原生生物は、力場を見ることで人の動きを先読みすることができるので非常に危険です。
奈落の底を目指す探窟家は、力場の上昇負荷と危険な原生生物に抵抗しながら、一攫千金を狙い奥へ奥へと進んでいきます。
第1層
第1層の呪いは、軽い目眩と吐き気です。
1,350メートルの深さまでを第1層と呼び、「アビスの淵」と呼ばれています。
主人公リコのような、見習い探窟家である赤笛でも降りられる場所です。
生き物も環境も地上とはあまり変わりませんが、餌を求めて2層の原生生物も来る場合があるので、注意が必要です。
第2層
第2層の呪いは、第1層よりもさらに重い目眩と吐き気です。
誘いの森と呼ばれる第2層は、深度1,350メートルから2,600メートルの階層です。
一人前の蒼笛なら降りることができますが、見習いである赤笛がここまで降りると自殺扱いになり、先に行くことも戻ことも難しくなります。
逆さ森という木が逆さに生えている森があり、気流は不安定で、空を飛ぶ猛獣が多い危険地帯です。
白笛オーゼンの拠点地であるシーカーキャンプがあります。
第3層
第3層の呪いは、平衡感覚の異常と幻覚、幻聴です。
深度2,600メートルから7,000メートルの階層で、大断層と呼ばれ断崖絶壁になっています。
師範代と呼ばれる月笛ならば、第3層まで探窟可能な危険な場所です。
アニメではリコが呪いにかかり、故郷であるオースの仲間達や、母親であるライザの幻覚を見ていました。
第4層
第4層の呪いは、全身に激痛が走り、体の穴という穴から激痛が走ります。
ここは「巨人の盃」と呼ばれ、深度7,000メートルから12,000メートルの世界で、達人級の黒笛にならないと入ることができません。
リコはそこでタマウガチに襲われ、毒爪を受けてしまい上層に退避しました。
全身から血を出し、泣き叫ぶリコの腕を切ろうとするシーンを見て、アビスの恐ろしさを再確認した視聴者も多いでしょう。
第5層
第5層の呪いは、全感覚の喪失とそれに伴う意識混濁、自傷行為です。
深度12,000メートルから13,000メートルにあり、なきがらの海と呼ばれています。
白笛ボンドルドの基地である、前線基地(イドフロント)があり、リコ達はそこで一泊しました。
夜にリコは、ナナチとレグがいないことに気付き、二人を探しにいった時に呪いを受けてしまいました。
階段を登っている途中で意識が混濁し、ボンドルドの娘プルシュカが助けていなかったらリコは死んでいたかもしれません。
第6層
第6層の呪いは、人間性の喪失もしくは死です。
震度13,000メートルから15,500メートルの第6層に行くことは、絶界行(ラストダイブ)と呼ばれていて、実質地上に戻ことは困難だと言われています。
還らずの都と呼ばれ、遺物の力を起動させる白笛がないと行けない世界です。
アニメ第二期「メイドインアビス 烈日の黄金郷」では、リコ達が第6層の成れ果て村での冒険と活躍を見ることができます。
第6層以降
第6層以降の呪いは、確実な死です。
奈落の底と呼ばれる深度20,000メートルの世界での上昇負荷は、どう足掻いても死が待ち受けています。
リコの母親であるライザは、10年前にラストダイブを果たし、そしてリコにメッセージを残しました。
奈落の底で待つ
引用:つくしあきひと「メイドインアビス」竹書房
果たしてリコは母親ライザに再会することはできるのでしょうか?
アビスに挑む登場人物は?
メイドインアビスのキャラクターは、とても可愛く、幼い顔立ちが特徴的です。
しかし、アビスに対する憧れは大人以上のもので、その胸のときめきを抑えられず、アビスの大穴へと旅立ちました。
リコ
アビスの憧れが人一倍強く、元気いっぱいの女の子。
ライザはアビスの深層でリコを産みましたが、その時にはもう息はなく、特急遺物である「呪い除けの籠」に入れられ地上に持ち帰られました。
リコは遺物のおかげで命を取り留め、目は悪くなってしまったもののすくすくと育っていきました。
しかしライザは2歳のリコを地上に残し、アビスの底へラストダイブしてしまいました。
リコはライザの弟子だった月笛ジルオがいる、ベルチェロ孤児院で育ちました。
そこでは孤児達は、アビスの探窟家として修行を積んでおり、リコも第1層に赤笛として遺物発掘に努めていました。
貴重な遺物をくすめる常習犯だったリコですが、ある日特級遺物であるレグを拾います。
母親の手紙を読み、レグとともに奈落の底を目指します。
レグ
レグはアビスの底からやってきた、アビスの呪いが通じない、腕が伸びる高機能ロボットです。
アビスに関する記憶も、自分がロボットだったという記憶もなく、自分が何者か知るためリコと共に奈落の底を目指します。
しかし、ライザの所有物の中には、レグの姿に似た男の子が描かれていていました。
レグも、アビスに潜るほどライザとの記憶がフラッシュバックしている時があります。
肌は刃物を通さず、リコが名付けた火葬砲という強力な砲弾を打つことができ、アビスのルールを変える力があると言われています。
果たしてレグはどのような目的で作られたのでしょうか…。
ナナチ
ナナチは、北の国の孤児でしたが、ボンドルドの上昇負荷実験により成れ果てになってしまいました。
第6層の呪いを受けると、自我が喪失してしまうと言われています。
しかし、一緒に実験を受けたミーティーが呪いを肩代わりをしてくれたおかげで、知能も命もある状態で成れ果てになってしまいました。
成れ果てになったため、力場が見えるようになり、周りの危険を察知するのが得意です。
アビスの知識も深く、戦闘のサポートができるナナチはリコとレグにとって大切な仲間です。
リコ率いる探窟隊は今後も仲間が増える可能性もあります。
2022年7月にはアニメ「メイドインアビス 烈日の黄金郷」が始まりますので、是非チェックしてみてくださいね!
アニメ「メイドインアビス 烈日の黄金郷」はコミック6巻から!
まとめ
メイドインアビスの上昇負荷や、登場人物についてまとめてみましたがいかがだったでしょうか。
その可愛いキャラクターと美しい世界、残酷な展開が多くの視聴者を虜にしてきました。
ぜひアニメやコミックでメイドインアビスをチェックしてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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