鬼滅の刃 刀鍛冶の里編のオープニングでは、鉄穴森さんと小鉄が一生懸命走っているシーンがありますが、回を増すごとに二人の好感度がどんどん上がっていきます。
第5話冒頭でも、鉄穴森さんは木の上に登り、玉壺の金魚から逃げており、戦う力はないながらも逞しいと感じました。
無一郎に助けてもらい、刃物をしっかり握りながら木を降りてくる姿がなんだかカブトムシのようで可愛かったです。
そして、小鉄と鉄穴森さんは面白いだけでなく、無一郎の無くなった記憶を少しづづ思い出す手助けもしてくれています。
本記事では、玉壺に捉えられ窮地に陥る無一郎や、可楽の風撃を浴びせられた炭治郎達のその後と、合流した蜜璃の動向などについてまとめてみました。
初恋のわななき!!!
蜜璃は、これまではただただキュンキュンしてかわいい姿ばかり見せてくれましたが、第5話ではとうとう恋の呼吸をみることができました。
漫画で読んでいた時も、新体操のような身のこなしでたたかっていましたが、アニメではピンク色のリボンのような剣がキラキラ光り印象に残りました。
剣で切っていると言うより、リボンから光る剣撃が出ているようにも見えます。
「初恋のわななき」がキマり、金魚が崩れ落ちる時にも、女の子が返信するようなピコピコっという音がなります。
技を決めた後も、新体操で技が決まった時のようなピシッと感がありました。
玉壺の芸術品のセンスが悪すぎる
玉壺は、生前は生きた魚を貼り合わせて遊んでいたという事実が、ファンブックで明かされています。
そして鬼になってからは、人の体を繋ぎ合わせて、芸術品にみたてるという悪癖が身につきました。
玉壺が、瀕死のつなぎ合わされた刀鍛冶達を出した時、無表情な無一郎が顔を歪めたのが悲しくなりました。
「刀鍛冶の豆だらけの汚い手」をあえて全面に押し出したと玉壺は言っていますが、逆に玉壺の手は子供のようで無邪気な心が鬼としてその形を表したのではと感じます。
好奇心に溢れた手と、筋肉質な体、目と口が反対に配置された顔は、玉壺の偏りと一貫性のなさを体現しているようにみえます。
芸術センスは微妙だけど戦闘センスに優れた玉壺
鬼滅の刃に出てくる鬼の中でも、玉壺よりも戦闘バリエーションが多い鬼はでてきません。
第5話まででも、壺から壺への瞬間移動、壺から複数隊の分裂鬼を放出するなど多彩な技を繰り出しました。
本話では、柱との一対一の戦いであっても、無一郎を確実に潰すために金魚から毒針を放出する「千本針」を繰り出しました。
無一郎が全て針を受け流すと、攻撃力のない小鉄達に針を放出し、無一郎に攻撃を当てました。
その後無一郎に首をワザと狙わせて、スリルを味わってから、水獄鉢出すと言う余裕っぷりは絶望的です。
赫刀を再現する禰󠄀豆子
可楽の風圧で気を失っていた炭治郎は、匂いを感じ目を覚ますと、禰󠄀豆子が炭治郎を担いで逃げている最中でした。
積怒と可楽、空喜の攻撃で、二人は手を出すことができず、建物ごと吹き飛ばされてしまいました。
瓦礫の下敷きになっても、刀から手を離さず握り続ける禰󠄀豆子は、何かを見ているようでした。
もしかしたら、炭治郎以上に寝ている時間が長い禰󠄀豆子は、遺伝の記憶を見ていた可能性もあるのかもしれません。
赫刀の存在を知っていた禰󠄀豆子は、炭治郎の刀を燃やし、再現できないかと思っていたのかもしれません。
そして、禰󠄀豆子が作り出した爆血刀を目にした炭治郎も、赫刀の存在を思い出しました。
日暈の龍頭舞い
日暈の龍頭(かぶり)舞いは、日の呼吸のなかでも大技で、見応えがある技ではないでしょうか。
あんなにも手こずっていた、積怒、可楽、空喜の首を波状攻撃で仕留めてしまいました。
シチュエーションとしては、那田蜘蛛山で初めて火の神楽「円舞」を発動した時に似通っています。
アザが以前よりも色濃くなり、力を増した炭治郎に感動させられた視聴者も多いのではないでしょうか。
さいごに
玄弥が哀絶の首を斬りましたが、様子が少々おかしく、まだまだ半天狗との戦いは続きそうです。
無一郎の失われた記憶についても、これから明らかになるので期待が高まります。
鬼滅の刃刀鍛冶編のバトルシーンは、とても迫力があって毎週感動させられます。
来週も見逃すことができそうにないです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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